6/24 広島戦

2017年6月24日 野球&競馬
■審判はもっと早く中断の判断をすべき

 あいかわらず点を取るのが下手クソだなぁというのは置いておいて、この日の試合は結果的には降雨ノーゲームとなったけど、雨が激しくなってからも続行されていた。広島が2点勝ち越した所で中断が入る。そして1時間の様子見の末ノーゲーム。

 審判の試合中断の判断が遅すぎると感じたね。そのせいで記録には残らないけど先発能見がコントロールを乱し、押し出し含む2点を失う苦しいピッチングを強いられていた。また、広島は勝ち越したことによってここでノーゲームになると勝ち星を一つ失う事になった可能性が高い。どちらのチームにとっても中断の判断の遅延は良くなかった。雨雲のレーダーを見ても改善の兆しが無い事は明らかで中断になれば間違いなくノーゲームとなる状況であった。それならば早々に中断もありだったのではないかと。

テレビ中継で能見があからさまに嫌な表情したときあったよね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-01845317-nksports-base
 そういう時はキャッチャーの梅野でもベンチの監督でも誰でもいいから審判に中断するように抗議すべき。なんでだれも中断の要求をしなかったんだろうね。こういうところ戦う集団になってないなぁと思う。


 幸運とかラッキーとか書いてるマスコミばかりだが、そんな事は全然無い。どこであろうとゲームを見たかったファンはゲームを見る機会を失ったわけだし、上に書いたとおり阪神能見は雨中の厳しいコンディションでのピッチングを強いられたし、広島は勝ち星を逃した。一体何が幸運なのか…プロ野球の記事を扱う専門家がぱっと見、負けてる阪神にとっては、、、みたいな軽い考えはしないでもらいたいね。


 そして、中断から中止に至るまでの過程で俺が問題だと感じたのは、ほんのわずかに雨が上がってきたか?というところで審判団が誰も状況確認をしていないのにもかかわらず球場の整備員がシートを取ってグラウンド整備を始めた点。その直後のテレビ中継に、審判がなにやら怒っているシーンが映し出された。

 これは察するに、広島球団と球場が審判の許可を得ないまま再開に向けて準備を始めたのではなかろうかと。それを見た審判がどういう事だ?と詰め寄ったと。広島は中断した時点で勝っていたので当然ゲームを続行したいはず。球場側にしてもチケット払い戻しには手間がかかるし、ノーゲームになった試合の再試合の準備にも手間や費用がかかる。このあたりの利害関係によって審判に無断で再開準備を始め、いかにも再開できますよという雰囲気を審判に見せつけようとしたんじゃなかろうか。あくまで推測。

 再開に向け勝手に準備を始めた整備員が途中で整備をやめて半分シートも残したまま引き上げたのには違和感しかなかったね。本当に再開できる状況ならシートは全部外す。逆に再開するかどうかまだ判断が決まっていないなら一度シートを外してもまたかぶせてから整備員は引き上げるはず。そのどちらでもなく、言うならば”グラウンドが放置された状態”でグラウンドには誰もいなくなった。

広島『なにやってんだ、はやくシートを外して再開の準備をしろ』
審判『なに勝手にシード外して整備を始めてるんだ、元に戻せ』
 球場(整備員)がこの板ばさみになってた可能性がある…あくまで推測です。


 その雰囲気に流されなかった審判は偉いというかまぁ当たり前なんだが正確な判断をしたと思う。中断の判断が遅かったのは反省して欲しい。


虎CS出場決定

 ”よおおおおおおおおおおし!”というのが第1感。

 今年も出場できたことでまだタイガースの試合を楽しむことができる。勝ち負けは勝負結果であって、まずは試合をすることが重要だ。そしてチームの応援をする。CS出ても負け確定だからでなくていいとか、例の誤審があったから広島に譲るべきとか、そういう自称タイガースファン()は今すぐさっさと消えろ

 タイガースの選手や本当のファンは誤審に引け目を感じることなく、むしろ惜しくもCSを逃した広島のためにもここはしっかりとCSを闘うべきである。



和田監督辞任(予定)

『はよ辞めろ和田』

 この言葉は何も和田監督に対する不満からくるものだけじゃない。和田監督ではどうしようもないところもあって、これ以上和田に監督をやらせるのが見ていられないという面もあった。和田の不運といったところ。

今年、昨年からほとんど補強は無かったがそれなりの戦力はあった。
だが期待通りの活躍をしたのは福留、藤浪、福原、呉くらい。
自分勝手なわがままを言ったり、自分の事で精いっぱいだったり、
そんな選手が大半だった。

チームリーダーの不在
 タイガースには投打のリーダーが存在しなかったのが大きい。野手でまず名前が挙がるのが鳥谷だが、投手が苦戦しててもマウンドへいって声をかけることは稀、バッテリーが話し合いをしているところに駆け寄ろうとしたらその前に解散される。こんな状態ではリーダーとして尊敬を集めてるとはとても言えない。次いで福留の名前が出るが、福留はベンチにいるとき、守備についてる時、問わずコーチに無断で若手に指導をしている事がある。指導自体は間違ったものではないだろうが、コーチを無視するような行動はダメ。コーチの見ていないところでなら話は別だが、ベンチの目の届くところでの首脳陣無視はチームの規律に影響する。

 投手陣に関しては近年日本人では最も実績を残していたのが能見。だがこの能見、あのキャッチャーは嫌だなどと自分勝手なわがままを言い出す始末。とてもリーダーになる器じゃない。ベテランの福原?や安藤?はさすがに年齢的にもうそういう負担はできない。

 なぜこの投打のリーダー不在が大きいかというと、和田監督が選手をコントロールするときに言う事の聞かない選手に対して、リーダー不在のため選手間で統制する事ができないからだ。結果、チームはバラバラ。本当に今年のタイガースはチームとしての体をなしていないバラバラな状態だったと思う。無策無策と批判されることが多い和田監督であるが、策を弄そうにも選手がいう事を聞かずできなかったのかもしれない。それは和田監督の指導力のなさであるんだが、若干かわいそうな面もある。

 首位に立っている時期に優勝を追わずマートン、ゴメスなど不調かつ言う事を聞かない外人を2軍に落とすくらいやらないと指導力の無さはチーム内に蔓延してしまう。甲子園で他の選手が練習している最中にドローンを飛ばしたゴメスなどは懲罰2軍行きが当たり前であると思うんだけどな。

 マートンにしても明らかにやる気の無さそうな時や、外角に全く手を出さず審判に文句言ってばっかりの場合、なんでベンチに戻ってきた時に怒らないんだ。それで反抗するなら2軍に落とせ。首位打者マートンの変わりはいないが、打てないマートンの変わりなどいくらでもいる事を思い知らせないとダメだ。逆に俺が何度かここで記事にしたことがある、本塁上のクロスプレーに端を発しなぜか暴力を振るわれた方のマートンも退場になった事件の時などにはちゃんと抗議に出ないとダメだ。和田は人心掌握術が全くできていない。

 タイガースはいろいろと不足している。代打陣が薄すぎる、リリーフ陣が足りない、ホームランバッター、ここぞという時の代走の切り札etc、だが、何を一番に補強すべきかというとチームリーダーのできる人材である。理想はかつての金本。本人は次期監督らしい。

 今のタイガースはバラバラ。次の監督は”再建”を託されることになる。

ホームランだったらしい

12回表広島の田中の打席の大飛球。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150914-00000524-san-base

このタイガーマスクのおっさん、今超有名人

 ビデオ判定でどんなことをやってるかしらんけど、カメラが少ないのがダメなんじゃないかな。ポール際のファールかホームランかというのはよくもめるじゃん。審判が4人制になってしまった弊害だね。

審判を6人制に戻すか、もしくは
球場内にカメラを百台程度設置するかしろ!
 最近はテレビ中継以上のカメラだってあるやろ?(たぶん)それを球場内にくまなく設置、場合によっては地面に埋め込みなんてぐらいしろ。きわどいのはそれで判定すればいいんじゃないか。そうなったらそうなったで審判の意味がなくなるし、こういった人間ドラマがなくなるから個人的にはつまらんけどなw

 三塁側と一塁側でファールグラウンドにせりだしてる客席あるよな。あれのせいでファールかフェアかのライン上の判定もしにくくなってると思うね。テレビ中継なんか見てると特にレフト線のポール際の打球を追っていった野手がそのせりだした客席に隠れてしまう事がよくある。グラウンドの審判は場所を移動すればテレビ中継のカメラで見るほど邪魔になってはいないのだろうが、動き回る分審判の負担になるし次の動作が遅れる可能性がある。あの席も撤廃すべきだね

 これはもちろん甲子園だけじゃなく他のプロ野球を行う球場全部に義務付けが必要。


対広島0勝2敗1分

金曜 T0-C3 負け
土曜 T2-C2 引き分け
日曜 T0-C3 負け

 岩田で負け、能見で引き分け、岩崎で負け。これだけ書くと先発が悪かったような印象だけど、そうではない。途中降板したにしても先発の失点はそれほど多くない。守り面ではミスが多すぎる。いやほんとうにな。巨人戦からミスが目立ち始めたね。内野、外野、投手、捕手いろんな場所でミスしてる。

 そして打てない、徹底してチャンスで凡退する。主に外国人2人が。ゴメスの不調により4番に福留が入ってプレッシャーに負けることなくヒットをうっているんだが、前を打つマートンが働かないから福留にチャンスがまわらず、後ろをうつゴメスが働かないから点が入らない。クリーンナップが4番しか機能していない事実。鳥谷がフォアボールで出ても4番の福留に回るときには2アウトってのがお決まりのパターンになっている。しかもランナー1塁のままとかね。

 マートンの好守にわたる怠慢を放置している和田監督には腹が立ってしょうがない。和田辞めろというのはこの事なんだ。なんでベンチで怒らないの?それでさらにふてくされるようなら2軍で干せばいい。今のマートンの状態だったらいないも同然だ。別に結果が出てないから辞めろとはいってない(むしろ結果は出てる)。そういうのじゃなくて、不可解な交代だったり、結果の出てない選手をいつまでも使い続けたり、そのせいで若手が経験を積むチャンスが回らなかったり…。結果論だけではないでしょ。

 実は今回対戦した広島は22戦連続で一桁安打しか打ててない貧打線だ。そこにほとんど3連敗のような2敗1分。広島は工夫してるよな?和田さんよ。足をすごく使って点を取ってるじゃん。そしてそれをやられっぱなしのタイガース。無策というのは何もエンドランとかバントとかそういうのだけじゃないよ。今のタイガースに作戦担当のコーチはおらんのか?

和田辞めろ


タイガースの迷将和田

阪神1-5広島 負け

 1回裏、鳥谷が2塁打で出塁するといきなり上本にバントの指示。福留の犠牲フライで1点は取れたもののそれで終わり。結果的には1点取っているのでここのバント指示については何も言うまい。

 同点に追いつかれた新井の盗塁は岩田が頭から抜けていた時点で負けだ。実施の試合では暴投してしまったゴメスがいくら良い送球をしててもセーフだっただろう。逆転されたレフトオーバーの2ベースは前進守備(しかもレフトマートン)だったのでよほど守備のいい選手じゃないと取れなかっただろう。エルドレッドの3ランは打たれた瞬間は内角高めを上手くもってかれたなと思ったが、リプレイを見るとコースは真ん中よりの高めだな。

 回は進み逆転された6回の攻撃。鳥谷が四球で出塁し、福留がヒットを打って1アウト1、2塁のチャンス。しかしここで4番ゴメス、5番マートンが連続で凡退。こいつら最近仕事してないよな(明らかに試合が決まった後の追いつかない程度の攻撃時は除く)。

で、問題7回裏の攻撃だ…。
 今成、伊藤が連続ヒットでノーアウト1、2塁のチャンス。点差は4点あるがここでこの2人を返しておけばまだ最終回に望みがつながる…はずだったのだが。なんと和田監督この場面で梅野に代打狩野。感想その1、ここまだ勝負所じゃないやん。感想その2、なんで狩野?結局狩野は三振、次のピッチャーのところに代打で出てきたのは新井。その新井も三振。最低限この代打の順番は逆だろうと。

 ここでは梅野送りバントでピッチャーに代打狩野ならまだ判るが、ワンヒットで2点入らない状況(各駅阪神打線からいうと2ヒットでも1点の可能性が高い)で狩野を起用するのは間違いだと思った。バントするならココ。すくなくともランナー2、3塁で代打に送るべき選手だろう。

 本当に和田監督は勝負所が判ってないから代打狩野を全然使いこなせてない。ある試合では終盤同点の場面で起用せず出番なし、ある試合では勝負所での起用を逃した挙句ランナーなしの場面で登場、そして昨日のようにチャンスを拡大しないうちから起用。

 もしかして和田監督はファンが思うほど狩野を重要視してないのか??

ゴメスについて一言だけ。
終盤でチャンスになったら代打送れ


楽天 大久保博元監督辞任意向

 らしいよ。ヤフーのニュースで出てた。シーズン最後まで指揮を執って辞任するらしい。ニュースのコメント欄の意見はだいたい、”元々大久保監督就任に反対してたから良かった”という本当に楽天ファンなのか?と疑問を抱く意見と、”オーナーが現場に介入しすぎて滅茶苦茶にした”という楽天三木谷オーナー批判の意見と、”来期は間をとりもてるGMを置かないといけない”という来季を見据えた意見の3つに別されている。

 一番目の意見についてはそれ自身に疑問がある。元々大久保監督就任に反対してたということに対する理由があまり書かれていないのと、数少ない書かれている理由が”評判が良くなかった”、”人望がない”などという関係者じゃないとわからないだろうといういいかげんなものだからだ。まぁ俺らが和田辞めろと言ってるのと似たようなものかもしれん。

 ここからは俺の勝手な考えになるが、大久保監督就任に反対するのには2つの大きな理由があったと推測される。1つはチームの監督としての大久保自身の能力の問題、もう1つは三木谷オーナーとの力関係からかつての田尾監督時代とおなじように現場介入を許しチームが崩壊してしまうのではないか?というもの。結局、田代打撃コーチ辞任に表れているように後者が現実となってしまったわけだ。前者が当たっていたかどうかはわからないが、少なくとも大久保監督就任時の反対意見に多かったイメージが悪いなどいうものではなく、オーナーに現場介入を許し自分の部下であるコーチが辞任する事態になってしまうような監督としての働きだったという事実はある。(そもそも悪いイメージって何だ?って疑問もあるが、、、まさか西武コーチ時代にあった報道に踊らされてるんじゃ…)

 ただ、ベテラン&若手の両松井の活躍に代表されるように選手育成や起用面ではそこそこ成果を出している模様。コーチか二軍監督向きか。楽天が来季、誰を監督にするのか全く見当もつかないけど、監督経験のない人物を据えたとなると同じことの繰り返しだろうなと。


 このあたりのオーナーと現場の関係は俺も似たような立場であるからよくわかる。本当にうっとおしいの一言なんだよね!!!!上から言われればやらざるを得ないが、その事によって仕事の取引先との関係にもひびが入りかねないくらい。本来バックアップしてくれてもいいものを逆に邪魔をしているだけなのに気づいてない。ただ、俺の場合は死んでも辞めるつもりはないけど。老害って嫌だわw



対巨人3連戦3連敗

・東京ドーム 巨人VS阪神戦
8/19:G8-T1 負け
8/20:G12-T3 負け
8/21:G2-T1 負け

『猛虎とはいったいなんぞや?』

 8/19はメッセンジャーが序盤から乱調で5失点。2番手歳内がそこそこのピッチングをしたものの、3番手金田が3失点で試合終了。打線は巨人先発のマイコラスにたった1安打しか打てない体たらくで敗戦。
 8/20はもっとひどい。序盤はマートン、新井の連続ホームランに加え、江越の三塁打の直後に鶴岡タイムリーで3点先制。先発能見は4回までパーフェクト、昨日のお返しか?と思ったのもこの時まででした。悪夢の5回裏、能見が突然打ち込まれ4連打、犠牲フライ、3連打、2フォアボール、さらに連打、フォアボール…能見と途中交代で出てきた歳内、山本みんな炎上で一挙12点取られて終戦
 8/21は多少マシ。だが、、、、終盤のチャンスで代打の切り札であるはずの狩野を使わず新井を送った結果凡退、さらに好投の藤浪を9回までひっぱる愚策。その9回に連打を浴びて、最後は呉を緊急登板させたもののサヨナラ負け。

概要はこんなとこだ。

 まぁ第一戦に関して言えば普通に完敗でいいと思う。相手先発のマイコラスは打てそうに無かったし、こちらのメッセンジャーが早々にKOされたならこんなもん。二流以下の敗戦処理組には巨人打線すら抑えられない。ただ、攻撃の時になにかマイコラス対策をもっていたのか疑問だし、メッセンジャーの交代も若干遅かったような気はした。でも、現状セリーグ最高のピッチャーは打てなかっただろうとあきらめもついた。

 第二戦はいろんな意味で最悪だった。まず能見、去年の開幕戦を思い出したかのような打ち込まれ方。5回の巨人の攻撃が始まる前に巨人は円陣を組んでいたが、その時言った作戦がはまったのだろうかね。でもってタイガースは投手交代が毎回遅い。同点までは続投か継投か迷うのも理解できなくは無いが、同点に追いつかれた場面でなんで変えなかったのかと。巨人の原監督がそのすこし前に先発内海をすぱっとあきらめて継投したのを見てなかったのか?こういうとこ和田監督は優柔不断というか、実力がないというか。交代を進言しなかったとしたらコーチの中西にも責任はある。
 また、打ち込まれてる時の配球が外かコントロールミスばっかり。ぜんぜん内角に投げ込もうとしない。能見の後で出てきた歳内や山本でも同じ。そら打たれるわ。ピッチャー変わっても同じ配球してたら継投の意味が半分無い
 そしてタイガースの一部ファンの間で物議をかもしてるのが片岡がタイムリー打った後塁上でとったのポーズ。タイガースサイドから見れば確かにむかつきはするけど、俺は別にかまわないと思ってる。もっとやればいい、両軍ともね。タイガースが巨人投手をKOしたらやり返せばいい。ヘイト上げて遺恨が出来れば試合を見るのも面白くなるやろ。煽りも華だよ。それからさっき内角の球がないと書いたけど、なんであんな挑発をくらったのに次の片岡打席の時に内角をえぐろうとしないのか?今度やったらぶつけるぞくらいの荒々しさがなくてどうすんの??選手に覇気が無く、監督からして辛気臭い面してるのに俺は腹がたったね。

”和田監督の迷采配と、選手の覇気のなさは別問題”

 3戦目は概要で書いたことがほぼ全て。今、代打の一番手=切り札は明らかに狩野でしょ。その狩野を9回表1-1の同点、2アウトランナー2塁の場面で使わなかった。一応、今メインで使われているキャッチャー鶴岡に変えてまでだしてくる代打が新井??結果浅いセンターフライ。ちなみに1つ前の1アウトの場面で打席に入った俊介は浅いライトフライ。お前らチャンスで打ち上げすぎだろ。9回裏に藤浪が続投したのは藤浪自身が言い出した事らしいが、最終的に決めたのは和田監督。だから責任は和田にある。
 ただ、この試合での8回の藤浪のピッチングでいいところが見れた。村田の打席の空振りで2ストライクを取った外角のストレートは、今シーズン一番といっていいキレと伸びのある見事なストレートだった。その後、変化球を振らせて三振を奪ってチェンジ。それだけにここで変えておけばなと悔やまれてならない。ここで変えないならなんでピンチになってから変えたのかと。ここで変えないって事はリリーフより藤浪が信頼できるって事じゃないのか??采配の迷走が激しい。

”和田監督には8回で藤浪を交代させる決断力もなければ
        9回のピンチを藤浪と心中する覚悟もなかった”


 今シーズン初めて首位攻防戦と呼べるような試合だったのに、それを壊したのはベンチの無能采配であった。


阪神 梅野の苦悩


阪神タイガース 梅野隆太郎
 2013年ドラフト4位入団。173cm、77 kg、大卒2年目。2014年のルーキーイヤーは92試合に出場、打率.197、7本塁打、21打点。シーズン序盤からレギュラー捕手として86試合に起用された。盗塁阻止率は.263で特別良くはないけどルーキーとしては悪くない。特筆すべきは捕手としての規定試合数(全試合の半分)に出場した捕手の中で唯一捕逸と判定されるプレ-が0であった事。打率が低い、勝負のかかった後半戦で出場機会が減った等マイナス面があったものの、ルーキーとしては十分な働きであった。

 2015年、開幕からレギュラー捕手を務め開幕4連勝に貢献し、このままレギュラー捕手の座をつかむのかと思いきや、チーム成績が低迷するにしたがって徐々に出場機会を減らし2軍落ち。もどってきてからすぐにスタメン捕手に起用されたものの、その試合で投手が打たれてしまい2軍落ち。この時、試合中にベンチで和田監督にしかられる様子がTV中継で映し出される。そしてこの8月、先日からのヤクルト戦を前に再び1軍昇格を果たしたもののスタメンでは出番無く、交代で出場した先日の試合で投手が5失点をしてしまう。ちなみにここまでの打撃成績は37試合出場、打率.232、3本塁打、11打点。

以上、経歴。

※記事内容に想像の部分も多分に含みます

 どうも梅野には投手を炎上させるというイメージがファンの間でついてしまっている。梅野のリードで何が悪いのかというのは俺にはさっぱり判らないんだが、例えば8/15の終盤8回にヤクルトに5点取られたシーンを見ると、打たれたのはどれもこれもコースが甘い。高低でいうと中にはきっちり低めにきている球もあるんだが、いかんせんコースがベースの真ん中付近に集まっているように見える。15日の試合はそれを狙い打たれてたかのようなつるべ打ちだった。相手がセリーグ最強のヤクルト打線だったのは運がないとこかもしれん。

 ただ、いかに梅野のリードが未熟とは言え、コースを真ん中に投げさせる事なんてあろうはずがなく、そのとおり梅野のキャッチャーミットはストライクの隅のほうで構えている。つまり投手がそこへコントロールをつけれていないという事なんじゃなかろうか。考えてみればタイガースの投手陣にはコントロールがいいといえるピッチャーがベテランの福原以外で思い浮かばない。

 打たれた責任は全て投手にあるような書き方をしてしまったが、コントロールの悪いピッチャーでもうまくリードするのが捕手としての一つの能力であるので、打たれた責任は必ず捕手にも及ぶ。往年の古田なんかは石井一をはじめ、コントロールの悪いピッチャーでも上手くリードしてた”イメージ”があるが、この時点での梅野にそれを求めるのは酷だろう。

 こういうリード術みたいなものは2軍では身に付かないのかなと思う。2軍の試合は所詮1軍にあがるためのステップにすぎないから、1軍の試合ではありえないようなある意味ギャンブル的、ある意味個人プレーをする事だってあるだろう。加えて当然のことながら選手のレベルは1軍のほうが高い。2軍で経験した事をそのまま1軍の試合へ持ち込んだらそりゃ思惑通りにいくはずが無い。変な経験はむしろ邪魔。だから一流の捕手にしようとするなら1軍で育てるのがいい…と思うんだけどどうだろうか。

 梅野にとっては不幸なのかタイガースは去年も今年も一応上位争いをしているので、どうしても育成より結果を求める事になりベテランの鶴岡や藤井を起用する事になっている。

 これは本当に想像の範疇なんだが、梅野にとってもう一つ不幸だったのは投手コーチとバッテリーコーチの力関係なのではなかろうか。投手コーチ中西53歳、山口65歳に対し、バッテリーコーチ山田は46歳。年齢だけでなく中西は選手時代も含めタイガース一筋で、コーチ経験も長くタイガースで優勝争いを何度も経験しているのに対し、山田はタイガース出身ながら日本ハムへ移籍している点。この両者が対立する意見を持てば和田監督がどちらを採用するか。バッテリーコーチの山田としては当然一人前のレギュラー捕手を育てたいに決まっているし、投手コーチは当然投手が打たれないような要求をする。こんな時に投手、あるいは捕手の経験のある監督なら自らの選手時代の経験から判断できるのだろうが、ただの二塁手だった和田に信念をもって判断できるか非常に疑問である。

 かつてダイエーホークスで工藤が城島を育て、その城島が杉内を育てたようないい流れが今のタイガースには感じられない。捕手を育成できる投手がいまのタイガースには思い当たらない。それは他の投手にも協力させる事の出来るベテランじゃないとダメだし、、、しいて言うと岩田か福原くらいか。能見なんて逆に梅野以外の捕手と組ませて欲しいと言ったとか言わなかったとか。所詮、選手は個人事業主だから他人に甘える事はできないんだけど、若い一人前のレギュラー捕手が育てば、90年代の古田(ヤクルト)や00年代の阿部(巨人)のようにチームの黄金期だって期待できる。残念ながらチーム全体としての成長を考えられる選手が今のタイガースにはいない。

 俺が思うにこれは梅野だけの問題ではなく、これからタイガースに入ってくるレギュラー候補の捕手全員に当てはまる事。小宮山、清水、岡崎、小豆畑etcと他にも2軍暮らしのキャッチャーは沢山いるけど、このままだと梅野だってその中に入ってしまいかねない。また同じ事を繰り返すだけになってしまう。本当に本気でレギュラー捕手を育成しないとダメだと思う。だから梅野を使って欲しい。優勝とかCS進出とかしなくていいからさ。


 ちなみに今ファンの間では梅野、鶴岡、藤井の長所短所はこう見られているようだ。

・梅野…長所バッティング、短所リード
・鶴岡…長所リード、短所キャッチング
・藤井…長所キャッチング、短所肩、足

。 
プロ野球オールスター’15

 阪神の選手は、藤浪3回パーフェクト第一戦MVP、鳥谷3安打、呉パーフェクトリリーフと大活躍だった。

 大人になり、子供の頃のドキドキ、わくわく感が無くなるのは仕方がないにせよだ… … … 今年のプロ野球オールスターはとても見られたものじゃなかったな。とにかく関係ないものがてんこ盛り状態で試合に、また勝負に集中できなかった。主に中継したテレ朝の責任。

・第一戦は大谷大谷、第二戦は黒田黒田
 他の選手だって一応オールスターに選ばれるような選手だぞ。無理やり放送席に呼んでくだらねぇ話してる間にホームランが出ても、アナウンサーの”あっ、今ホームラン打ちましたね”の一言だけ。扱いが酷すぎやろ。

・MVPをほとんど無視
 第一戦のMVP藤浪が何度も何度も(しつこく)流れるハイライト映像で全く写っていない謎。第二戦のMVP會澤のインタビューがくだらねぇ映像のせいで全く放送されない謎。スタジアムの地元広島の選手やぞ。

・話にならないカメラワーク
 BS朝日みてたんだけど、ホームラン競争やってるのに、その辺ランニングしてる黒田映してるとかもうね…。そして試合中もインタビューと試合映像の流したかが逆だろと感じたり、お前試合中にどこ映してんだよってシーンが多かった。

・試合中の番組宣伝多すぎ
 CM時間内でやるならまだしも中継番組内でやってる。どうでもいい車の宣伝だったり、テレ朝の番宣だったりが合間合間に流れる。球場の映像に変わったのでやっと終わったかと思えば今度はテロップで宣伝してやがる。なにこれ、野球中継なめとんのかボケ

・最初から最後まで中継しないテレ朝
 ホームラン競争とか球団マスコットの綱引きとか普段みれないシーンを見たい人いるでしょ?こういうのを試合前にやってたのを知らない人が結構多そうだ。ニュース番組なんてほかの局でいくらでもやってんだから、ちゃんと18時前に地上波の中継を始めてこういうのを映せよと俺は思う。そして第一戦は少し長引いて地上波中継の時間に収まらなかったのだが、最低限中継時間の最後にリレーがBS朝日である事は告知すべきだった(告知無かった)。くだらん宣伝はいれるのにこういうのは入れないんですね^^

極めつけは…
・なんだあのジャニ公どもは
 失笑、まさに失笑だよwww
 俺が球場にいたら間違いなくブーイングしてる


 テレビ局自身が視聴率を獲得する事を拒否してるような放送内容であった。あと全体的な中継の印象だけど、俺はひな壇芸人並べてるゴミカスバラエティと同じように感じてしまった。それは、テレビ局も上に挙げたような惨状だが、選手ももうちょっとやる気出せよと思うシーンが多々あったから。本当にお遊びの場になってしまっている。真剣にやると冷やかされるとかそういう空気があるならプロ野球もおしまいかなと思う。

 逆にがんばってた選手を挙げるなら、第一戦の藤浪と第二戦の黒田。この二人は適当なストレート勝負なんかせず、普段どおりバッターと勝負してたでしょ。本当はどうかしらんけど、シーズン中と変わらず真剣にやってたように感じられた。その”自然な勝負”の中で投げたストレートで森をフライに討ち取った藤浪はMVPに値すると思ったし、今年の一番の見所だったと思う。大谷やマエケンもそれなりに投げてるようには見えたけど、ストレート連投しちゃったりとやっぱり普段とは少し違うね。

ホームラン1本で優勝のホームラン競争()
 オールスターは速球投手とホームランバッターの真っ向勝負が見られる場面と位置づけてしまうと、それ以外の選手は用無しか?なんてことになってしまう。それに関連して、俺はホームラン競争のメンツがどうも納得いかんわけだね。第一戦、第二戦とも同じ4人の選手。ファン投票だから選手や監督に責任はないわけだが、せっかく2試合やるんだからやっぱり第一戦と第二戦は違う4人が見たい。それでチャンピオン同士が決勝やればいい。広島でやるんだから元ホームラン王の新井に広島ファンはなんで投票しなかったんだ。ファン投票であんだけの数選ばれるくらいの票を入れられるならホームラン競争に一人くらい送り込めなかったのかと。悪いけど山田とか明らかに場違いやろ。むしろ俺がファン投票で選んでほしいのは監督である。


<まとめ>
 テレ朝では二度とオールスター中継するな
 もっと真剣にやれ


■虎、いつ眠りから覚めるの?

 いまの状態が起きてる状態じゃないのか?というのはおいておいて…

投手陣について
 まず先発陣からメッセンジャー。開幕から打ち込まれていたんだけど、一度2軍落ちてうまく調整し戻ってきてから大活躍。多分、シーズン終盤までこの調子を続けてくれると思う。今タイガースのエースは誰か?との質問に、俺はメッセンジャーと答えるね。

 3年目の藤浪。春先からこちらも調子悪かったものの1軍で試合に投げ続けて、5月に調子を上げた。が、調子落ちるのも早かった。10回完封した次の登板のロッテ戦で、6失点(自責0)急に打ち込まれた。たしかに伊藤と上本のまずい守備があったものの、ここ2試合の藤浪なら普通に抑えていた。続くSB戦では勝ち投手になれたものの多くの失点をしている。まだエースと呼ぶには安定度が足りない。
 その藤浪と同じく調子を上げ、藤浪以上に不安定なのが岩田。このピッチャーは本当に出来不出来がはっきりしてる。その他は能見も含め泣かず飛ばず。

 リリーフ陣。5月~6月はじめは調子の良かった福原だけど、最近点を取られなくても打たれるシーンが目に付く。調子が落ちてきてる模様。変わって開幕から不安定だった抑えの呉はいい状態に戻ってきている。あの角中に逆転満塁ホームランを打たれた後からは失点をしてない。その他は、、、松田、鶴、高宮、小嶋、安藤、etc...正直使い物にならない。出れば打たれる、たまに抑えるを繰り返していて、とても勝ちゲームに使える状態に無い。

野手陣について
 キャッチャー。開幕から梅野が出続けていたものの自身の打撃成績や投手陣との相性、リード面などから2軍落ち。先日戻ってきたものの今日のオリックス戦では捕手として9失点とテレビ解説者に『2軍で勉強してきた意味が無い』と厳しい言葉を言われる始末。私も去年ルーキーながらあれだけ使われて1年通したから、それがいい経験になって成長してくれるかと大いに期待したが、さっぱりなので落胆の程がひどい。その梅野が2軍いってる間に使われたのが藤井と鶴岡。この二人はまぁそれなり。長所はあるけど、短所も多いのでとてもレギュラーキャッチャーとは呼べないレベル。

 やっぱり今のタイガースの最大の欠点は打撃力の無さだと思う。
(参考:打撃成績 http://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/batter?series=1
和田監督&関川打撃コーチの志向する『右打ち(逆方向打ち)』がどうにもお話にならない。大和なんて2年位前はきっちりひっぱっていい打球を打っていたのに、それが見られなくなってしまった。右打ちなんてものは、表現的に言えば逆方向へ引っ張れる奴だからこそできるものであって、まずはその技術を教えないとだめ。右打ち右打ちというだけで技術的な指導をしているのか非常に疑問である。
 それに加えて福留以外の選手はファーストストライクをよく見逃す、2ストライクまでに打ち損じが多い、お前ら和田そのものかよと。和田監督の現役時代は1ストライクは必ず取られるほど最初のストライクを振らなかった。その悪いところだけ真似してる気がする。かといって現役時代の和田ほど追い込まれてから粘る技術は無い。

はっきり言うけど、右打ち単打なんて見ててつまらないですからw
 ロッテの角中に満塁くらった試合なんて象徴的な試合だ。和田監督の方針が完全粉砕されて、ある意味気持ちよかったよ。

 マートンはここまでホームラン0、打率250程度と助っ人として話にならない成績なのでついにレギュラー落ち。感情の起伏が激しいところから代打屋ができるとはとても思えず、外野守備も下手なので現状居場所が無い。鳥谷は交流戦に入るくらいに調子をあげたものの、現在春先の悪い状態に逆戻り。追い込まれてからの際どい球に手を出さず三振というシーンを良く見る。ゴメスも不振の打撃陣にあってはまだマシな方だけど、やはり助っ人外国人としては全く物足りない成績である。前年の首位打者と打点王がそろってゴミカスなんだから和田監督もあてが大きく外れただろう。

 また、鳥谷は守備範囲が去年の故障から明らかに狭まっている。もともと鳥谷は守備範囲が広い選手ではなく、確実性の高い選手ということでゴールデングラブを受賞したりした。広くない守備範囲がさらに狭まっていくら確実性があっても補いきれないくらいになっている。そろそろサード他へのコンバートが必要だろう。ただ個人的な見方では鳥谷はサードは難しいと思うね。ファーストか外野がいいと思う。

 そんな野手陣で唯一、まともな成績を残している[ここ重要]ように見えるのが福留。現状ホームランはこの人しか期待できない。また、チャンスでもこの人しか期待できない。本当に今のタイガースにあって唯一の得点源となっている。実際は打率.250のホームラン8とイマイチなんだけど、それでもヒーローに見えてしまう不思議。やっぱりホームランの可能性がないと怖くないんだよ。90年代の暗黒時代もホームランバッターがいない時期が多かった。相手投手になめられてる。

 控え陣はレギュラー陣に輪をかけて悲惨な状況。代打が柴田とか、俊介とか、狩野とか、新井良とか、、、今は故障で2軍だけど代打の切り札が打率1割台の関本という時期もあった。とにかく打てないタイガースは現在打率、得点、ホームラン、盗塁全てで12球団最下位である。ちなみに防御率はリーグ最下位、得失点差は12球団最下位。

 ほんとタイガースは育成を放棄している。見てて野球が楽しくない。こないだソフトバンクと対戦したけど、本当にレギュラーも控え選手もうらやましい限りだったよ。こんな事は去年の日本シリーズで対戦した時に和田監督も痛感していたはず。なのになんの補強もせずにシーズンに入ったツケが回ってきたね。もちろん今まで若手を使い続けたいたわけではないので、若手の成長があるはずもなかった。

 タイガースは元来育成下手なんだが、和田監督になってますます下手になった。

これ、現状のタイガースはこんな状況な
 これを暗黒時代といわずしてなんと言おうか。とりあえず南社長、中村GM、和田監督は今すぐ辞めるべき。しっかりとした『ビジョンをもった人』を代理監督に据え、その監督に全ての人事権を与え、今年はもう若手育成に切り替えるべき。中村GMや和田みたいなイエスマンはゴミ(断言)。2002年~2003年にやったような大幅な血の入れ替えが必要だよ。


■5/12 試合終了時点での交流戦セパ勝ち星数

セリーグ43
パリーグ54


■タイガース’14補強

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141205-00000017-sph-base
この記事な


 FA宣言する、しないにかかわらずたくさんの有力選手に対し手を上げたが、どれもこれもそっぽを向かれてしまったタイガース。今年は日本シリーズにも出たし、一応リーグ連続2位であるし、金銭的にもかなり出してくれる球団。なのに…なぜ、そろいもそろってそっぽを向かれてしまったのか?もちろん俺にはわからん。

 ヤフーニュースの大半のコメントがこうなってよかったと言ってるんだが、その半分はタイガースファンではないように思えてならない。俺などはどんなに補強しても優勝するチームになってくれる方が嬉しい

 FA選手をたくさん取ると生え抜きの若手が育たない、FA選手より生え抜きを育てて欲しいという意見をよく聞くが、ちゃんと一流に育つ保証なんてどこにもないし、もちろんFA選手が泣かず飛ばずて終わる可能性もある。しかし、来年どうこうという話になるとやっぱりなんの一軍実績もない選手より、FA選手の方が成績を残すと思う。一打サヨナラの場面でどっちの選手の方がより期待できるかって話でもある。

 この辺りの生え抜きと外様のバランス、03年の優勝はファンの間で非常に盛り上がったが今岡と井川を除き主力は外様だ。金本、矢野、片岡、アリアス、伊良部、ムーア、下柳。俺はこれくらいでもいいと思っている。選手は別に生え抜きにはこだわらない。チームが勝てばいい。本当に力がある選手はちゃんと出てくるから。03年はたいした事なかった藤川が05年には立派にJFKの一角に上がってるのがいい例。チャンスを掴みその後さらに飛躍する。選手を甘やかすな。もちろん、ポジション争いを厳しくすればそのフォローも必要。和田の最も苦手な部分であり、俺が最も和田に不満を抱いてる点がこれだけどな。


 タイガースが獲得を目指していた中島は、オリックスが3年14億という無謀な金額で取ったらしい。俺的には中島をサードで、鳥谷が残留でショートで、という風になって欲しかった。タイガースは日本シリーズの福岡ドーム戦に象徴されるように野手陣の層が薄い。とにかく薄い。守備固めはいるが代打がいない、特に一発のある代打がいない。だから中島獲得はファン(?)の間では反対意見が多いものの、俺は非常に意味のあるものだと思っていた。今の今まで新井を捨てきれなかったのはこれもあるね。数年前は打点王だったのもあるだろうが。

 その空いたポジションに生え抜きの若手を起用して欲しいという意見がファンには多く、俺は若手でなくてもいいという意見。俺がタイガースの若手で最も期待しているのはキャッチャー梅野。オープン戦入るまでは打撃のいい捕手とかいうふれこみだったが、終わってみれば打撃は話にならん。守備、肩、リードすべてにおいて二流、三流。でも、梅野はルーキーながら一年一軍を通したという事が非常に大きな経験になっているはず。一応ほんの少しだけ日本シリーズにも出た。ルーキーからこんな経験したキャッチャー近年のタイガースにはいないだろ?だから俺は一人前になるように期待してる。来シーズン…というより今シーズンオフ~2月のキャンプが梅野の勝負時だ。


■日本シリーズ(終わり)

 審判が糞だったとか、和田がスパイシー状態に戻ってたとか、戦犯がだれだとか言いたい事は山ほどあるんだが、結局ソフトバンクとの差はチャンスで打てたかどうかだったな。

 確かにソフトバンクもチャンス潰してる回もあるけど、大和のファインプレーだったり際どいとこには打球打ってる。それに対してタイガースは、第五戦9回表に象徴されるように、しょぼいゴロ、しょぼいフライ、しょぼい三振…こんなんばっか。例え捕られるにしてもせめて外野にライナー性の打球を打てよと。打席に入ったときのスイングにおいてソフトバンクとの差が歴然としてたタイガース。

 昨日も書いたけど投げる方はこんなものだし、むしろ上出来なくらい。ちゃんとCSから調子を整えていたらしい。

 敗因その2はボーンヘッドだね。特にフィルダースチョイスが得点に絡むシーンが多かった。タイムリー打っても暴走してアウトになればそれで攻撃は終わり。だめが押せない、勝ち越せない。

 それでどうしてもタイガースよりの目で見てしまうんだけど、審判の判定がどうもソフトバンクよりな気がしてならない。審判も人間だから結果的にそうなってしまったのかもしれないが、昨日の1回表の福留の2球目とか、10回裏の藤井の2塁への送球とか明らかでしょ誤審。


それで、、、、シリーズで一番腹が立ったのが、
今日の3回裏マートンが微妙な判定でアウトになった時飛び出さなかった和田

『おい和田、答えろよ』
 シーズン終盤の必死さはどこいったんだ?
 結局保身が終われば勝敗はどうでもいいのか?
 選手の気持ちなんてどうでもいいのか?

 お前去年、マートンが理不尽な退場を宣告された時なんにも抗議しなかったろ。これで二度目だぞ?外国人選手だから余計にその辺は気持ちのケアをすべきだろ?あーまじで辞めて欲しい和田。


■タイガース3連敗

 3連敗してシリーズ通算1勝3敗で後が無くなったタイガース。本日もいろいろとやらかし等がありましたね。

・1回表福留に対する中田の2球目の明らかな誤審
・1回裏岩田のバント処理で藤井の1塁指示が遅れたためにフィルダースチョイスになる
・1回裏柳田の打球がマートンの怠慢守備で2塁打に
・3回表福留が同点タイムリーの後、暴走してタッチアウトでチェンジ
・10回表西岡が鳥谷のセンター前ヒットで判断悪くホームに帰れず
・10回表ゴメスがチャンスでゲッツー
・10回裏本田のバントを藤井が2塁送球、タイミングはアウトだったものの逸れてセーフに
・10回裏中村に対する藤井のありえないゴミカスリード

 まぁ1番上で流れが悪くなって、最後が一番下の項で終わった。バックネットやキャッチャーがファールチップを取れるようなところに打球が飛ぶのはタイミングが合ってるという事だよね。なのに藤井は呉にずっとストレートを投げさせ続け、サヨナラホームランを被弾。まじありえないんですけど…(素人考えだが)。

 俺は甲子園の2戦目の先発は藤波が良かったと思ってる。というかそういうローテーションだと思ってた。敵地ってやっぱり先発はベテランの方がいい気がするんだよね。実際、この4戦の先発陣は先行される事が多かったけど全員踏ん張って投げてる。投手陣で言うと福原は文句のつけようがないくらい状態が良い。呉はいつもどおり。安藤とかもそれなり…今日はちょっといまいちだったが。

 問題は野手陣の方だと思う。7番~9番はヒットすら期待できない現状。さらに福岡がホームの場合はDH制でそこに関本なり、西岡なりを使ってしまうともう代打陣が皆無なタイガース。新井兄弟が額面どおり動いてくれてればなと。それに比べてソフトバンクは、最多安打の中村ですら影が薄いほどの豪華ラインナップ。隣の芝生は青く見える。内川とか柳田とかどうやって抑えんのコレ。

 どうすんの?ねぇどうすんのよ

 日本シリーズに入ってからのいいと思う所…まず大和の守備。若干危なっかしく博打が成功してるだけな気もするけど、成功させてるならそれはそれでいい。文句ないのが鳥谷と福原。この二人はケチのつけようがない。他の選手はいいところあっても悪い所もある


 俺があの日本一の年にタイガースファンになって29年…92年にびっくりの2位になって、02年まで暗黒が続いて03年優勝、05年にまた優勝して、08年に超やらかしをやってしまい、そして今年。戦いはまだまだ続く。



追記:10回裏の藤井の送球はアウトだったらしいな
糞審判死ね



■ゴメスの第二打席が全て

 それまで1回裏の西岡、上本、鳥谷の打席に代表されるように、結構内角をえぐられた後に外のボールを腰が引けた状態で打たされてた。それがゴメスの第二打席、内より若干ストライクゾーンの中に入ってきたボールをタイムリーされ、それ以降ソフトバンクバッテリー(もしくは先発スタンリッジ)が内角にあまりいけなくなってた。

 となると外のボールも効かなくなり。バッター有利の展開になる。結局、スタンリッジが降板するまでずっとそんな感じだったと思う。あのゴメスの第二打席はまさに値千金の一打である。

 タイガースが6-2でリードして終盤、8回表にまず出てきたのが福原。CSファイナルステージ最終戦の福原は巨人を完璧に抑えてたので俺は心配してなかった。その通り三者凡退。今福原は相当いい。むしろ最後に打たれてた呉の状態を気にしていたけど、今日9回表に見た感じでは、”悪くは無い”と受け取った。抜群に良いわけでもなさそうだった。


※ちょっと訂正しました(一回表→一回裏)


CS2014

2014年10月18日 野球&競馬
■CS2014

 和田監督がなんとなく変わって必至になってると感じたのは、シーズン終盤に福留のライトポール際のファール判定にベンチを飛び出してきた時。それまでの和田監督ならここでは動かなかった。結果的に、ファール判定は覆らなかったけどこの飛び出すという行為が重要なんだよ。特に外様の福留に対し、ちゃんとお前の事も考えてるよと態度で示すのが必要だった。

 俺は忘れもしない去年のVS横浜戦(日付は忘れた)。マートンが本塁に突入し、キャッチャーに激突。ひと悶着あってなんの暴力もふるっていないマートンが退場処分になった時に、なんの抗議もしなかった和田。それ以外にも一貫して抗議には行かない、動かない監督だった。

 だからこそ判定に抗議しに飛び出した和田監督には必至さを感じた。

 シーズンは広島が最終戦を落とし、阪神がたなぼたの形で2位を確保した。流れは悪くない。CSファーストステージは、本拠地開催ができるようになりいい流れのまま勝利。台風がせまってきてるということで予備日も含め中止の可能性があり、初戦を勝った時点で相当有利な状況になってた。これまたいい流れである。

 CSファイナルステージVS巨人戦。場所は東京ドームに移動するんだけど、阪神にとって有利な点があった。それは巨人は阪神の初戦、2戦目の先発を2択しなきゃならなかった事。初戦は藤波or岩田、二戦目は岩田orメッセンジャー。岩田は左、他二人は右なので左右の選択を迫られる。逆に巨人はシーズン最多勝の可能性もあった菅野をシーズン終盤から故障で欠く悪い流れ(阪神にとっては良い流れ)。

 こういういい流れって何が原因かしらんけど、優勝したり勝っていくチームには必ずあるよね。1戦目の藤波、2戦目の岩田、ともに完璧に巨人を抑えたわけではないけど、躍動はしてた。この2人は投球術とか細かいコントロールよりも、やっぱり躍動感が重要だと思う。今シーズン7月の月間MVPを取った時の岩田なんかまさにその感じが出てた。藤波はシーズン序盤は、ちょっと小さくまとまってしまってるんじゃないか?と思ったけど、シーズン終盤からはがむしゃらな藤波が出てて良かった。

 それにしても福留と西岡は本当にこういう勝負の場面で頼りになる。2人は助っ人日本人という感じ。タイガースの選手とは一風雰囲気が違うところがあって、いい意味でチームになじんでいない。00年代の金本みたいな選手。

 あえて心配なところを上げればゴメス。このバッター、ストレート系以外にはかなり弱いんだけど、なぜ打点王になれたか俺にはちょっと判らない。でも、打ってることは事実であり、なにか技術的なものを持ってるのかなとは思うが。その辺の確信が得られないので、相手がゴメスの苦手なフォーク系を主体に攻めてきたらどういう結果になるのかちょっと見てみたくもあり、怖くもある。日本シリーズまでは時間が無いので相手も万全のゴメス対策はできないだろうが、時間をおいた来シーズンにゴメスが同じような成績を残せたらかなり選手だ。

神1-0広
神0-0広(12回コールド)
神5-1巨
神5-2巨
神4-2巨
神8-4巨

 CS全6戦、タイガースには本当に楽しい思いをさせてもらった。日本シリーズに出れば相手はソフトバンクかな。開催地は今年はセリーグの本拠地からなんで2003年の逆だ。



■何度となく見てきたこの話題 プロ野球タイトル争いに絡む敬遠合戦

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141005-00000001-wordleafs-base&p=1

 上のURLの記事には、『親(監督)が子(選手)を思う気持ちから敬遠の指示を出してる』と書いてある。しかし、俺はまた違う見方からこの敬遠合戦を”是”と考えている。

 それは敬遠合戦が始まるような状況になった時点ですでにゴールであるという事だ。シーズンが始まってから今までずっと敬遠しつづけてきたわけではないだろ?ちゃんと勝負してきた。そこで打たなかったんだからしょうがない。

 にわかほど勝負しろと騒ぎ立てる。なぜか?その敬遠合戦の一場面しか見て無いから。そりゃ俺だってその場面だけを見れば勝負が見たい。でも実際は直前の項に書いた事が真実である。ゆえに俺はタイトル絡みの敬遠を”是”と考える。



■凱旋門賞’14

 トレヴ強いな。日本の馬は調子が悪かったわけではなく、なれない馬場で全力を出し切ったと思う。だからこそトレヴ強い。また凱旋門賞制覇ならなかった日本勢(欧州以外勢)。日本勢でいうとおととしのオルフェーヴルが一番惜しかった。

 意外と粘ったジャスタウェイの敗因は距離じゃない。直線でまっすぐ走れてないハープスターはまだ馬体が成長しきってない。ゴールドシップは全力を出し切って力尽きた。




■凱旋門賞’14

 ジャスタウェイ、ゴールドシップ、ハープスターが日本から参戦。ドイツの有力馬が回避し、昨年の優勝馬トレヴも今年に入って不調続き。

 だけど…

結局欧州3歳勢が勝つんだろ??

 という気分になってしまうんだよね最近は。ディープインパクトがやられたくらいの時にはまだ、ああ残念だったな、次の馬に期待するかってなってたんだけど、さすがに欧州馬場への適性がありそうなオルフェーヴルが連続でやられた時には、やっぱり斤量差が大きいのかなと思うようになった。

 その点から今年唯一期待できるのはハープスター。まだ日本の3歳牝馬が凱旋門賞にチャレンジした事ないでしょ。未知の部分があるというのが期待できる理由。父の無念をはらす…みたいな見出しはもうありきたりで受けないだろうけど期待する。

 しかし、前哨戦をどの馬も走らないから予想もできなくてあんまり盛り上がらんな。


普通の日記140911

 もう9月12日なわけだが…。

 夕方、夕食を食べ終わってから日テレG+で甲子園の阪神×巨人戦を観戦した。音声はIPラジオでつけて、映像だけパソコンモニターに取り込んでパソコンの前で2ch野球実況スレを開きつつ観戦。

この巨人戦と次の広島戦に6連勝する事が優勝の条件のような連戦だったが…

 結果的に何の面白みも無い普通の負け試合だった、この試合に限れば。長いシーズンを考えると、巨人にマジック16が点灯してしまったこの日は、タイガースの終戦日、いやセリーグの終戦日と言っていい。
 
 前回の東京ドーム対巨人3連戦の初戦がケチの付け始めだね。抑えの呉が逆転サヨナラ負けした試合。よく次の試合に勝てたもんだよ。3戦目は復帰してきた沢村に完封負け。そして昨日も同じようにやられた。東京ドームに行くまでは今シーズンの対巨人勝ち越しも余裕だろうと思われてた数字が、終わってみれば例年のごとく負け越し。タイガースはなぜか巨人に勝ち越せない。なにかコンプレックスでもあるかのごとく、毎年圧勝されたり、今年のごとく終盤で追いつかれてしまう。

 8月下旬に和田監督続投の方針。という記事がスポーツ紙に踊ったのはある意味タイミングが抜群だった。だって、そのロード最終盤から負けが込みだしたんだから

 そういう先報道が本当にフラグになる球団だ。08年とかが最たる例。フラグと言えば錦織もそうだったな。決勝に進んだだけでどこもかしこもすでに優勝したような報道の仕方。俺は嫌な予感がした。海外の大会で”世間一般的に”そんなに優勝を期待されていなかった選手が、ぽっと勝ち進んできて同じく大々的に報道され、そのまま優勝したなんていうのは記憶に無い。四大大会準優勝でもすごい事なのに事前に優勝したかのような盛り上がりを見せていると、その結果がしょぼく見えてしまう。この辺りはもうちょっと報道の仕方を改めて欲しい。

 
 急に話は戻る。今ルーキーで一軍でレギュラーを張っている梅野は、打てるキャッチャーじゃなかったのか?オープン戦からしばらくはそんな印象だったが、シーズン入ってからはどう見ても打撃の優秀なキャッチャーには見えない。かといってキャッチングに優れているわけでもなく、俺はFAの人的補償できた鶴岡の方が現状上だと思うんだがなぁ。両者ともシーズン途中で怪我を負ったのは残念だったな。

 今成はいつの間にか消えてるし、代わって?スタメンに出てる新井は20うん打席ヒット無し。藤波、メッセ、能見はそろって痛打されてる。福原、安藤、呉らリリーフ陣も接戦では今一ピリッとしない。まさにう~~~ん、この…状態です。

 そんな事を考えて寝たよ。
 



■そして予定通り優勝がほぼ決まってから勝つタイガース

 しかも広島から勝つとか広島ファンのみならず、セリーグのペナンとレースを楽しみにしてる人全員から不満をもたれてもしかたない。


■宝塚記念’14

今日はじめて思ったよ…今年の横山典弘は上手い

 今までG1をいくつかっても上手いな~とは思わなかったけど、こないだのダービー、そして今日の宝塚記念のゴールドシップの騎乗みてて本当に上手いな~と思った。

 ゴールドシップ、今日も出遅れて最初から少し加速して馬群に追いつく形だったんだけど、横山は馬群に追いついてもすぐに抑えなかった。俺はそこで”上手い”って思わず声をだしてしまったよ。普通の鞍上ならケツから2番手3番手で押さえちゃうんだけど、そのまま中団、やや前方まで押し上げてた。馬なりで番手を上げてた。

 で、コーナーに入ったらコーナーを曲がりきる前から鞭だよ鞭。直線向く前から鞭入れないとこの反応の悪い馬は動かないの。ちゃんと判ってた鞍上横山。今日の横山典弘の騎乗こそ、ゴールドシップの最適な騎乗方法だと思う。この馬、ペースとか馬場とか関係ない懐の深さ?さがある。そのかわりかなりズブくて直線の競争になると負けちゃったり…。正直、差し追込より他馬に邪魔されにくい先行した方がいいかもしれん。各紙が書き立ててるけど、ゴールドシップにメジロライアンが被って写る。

 ん~まぁ、今日の横山は見事だったと思う。

 
 ジェンティルドンナとウィンバリアシオンは今日は馬場に入ってからが明らかに走りが硬かった。調子今一だと思う。特にジェンティルドンナは今日の負けは気になる。この馬、そんなに大負けする馬じゃないはず。何かレース中にあったのか、あるいは…牝馬特有の急に来る燃え尽きか。



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