■ハープスターの敗戦について

 特にレース後の関係者のインタビュー記事をみたわけではなく、単にレースを一回だけ見た俺(素人)の見解。

 ハープスターと今日の鞍上の川田は呼吸が合っていない

 もちろんこれは単に馬券親父どもが外れたのを当てつけに何も理由を付けず批判するのとは”少しだけ”違う。俺は専門家じゃないからな、少しだけ違う。

 その理由というのは東京競馬場の4コーナーからハープスターが徐々に上がろうとしているんだけど、川田が握る手綱が常に伸びきっているような印象を受けたから。手綱が常に伸びきっているという事は馬が引っ張っているわけで、4コーナーにしてまだ川田が仕掛けるのを我慢させようとしていた、あるいは川田も仕掛けたけど、馬のリズムに合わせられなかった。そんな感じがした。

 直線入り口ではようやく追うタイミングが合いそうだったんだけど、明らかに一度内へもたれてるね。馬群を抜き去るときならそれでもいい(相手の馬にかぶせる形になるから/反則を取られるかどうかはまた別問題)んだけど、馬群の一番後ろでそれをやると逆に抜き去るはずの馬のケツにつけて前が壁になってしまうよね。だから当然それを回避するために鞍上川田が外へ持ち出す間のロスが発生する。

 4コーナーからの加速がスムーズじゃなかった上に、直線入り口でもこのチョンボ。馬が内にささる事自体はしかたない面もある。特にまだ3歳の春競馬だ。追込馬は直線で馬場状態の良い外を走ることになるんだが、そこへすぐに持ち出せなかったのは痛い。

 それでも直線中盤から加速してくるんだけど、ここでまた俺はさっきと同じことを思った。手綱が常に伸びきっているように見える。ハープスターにとってこの追い方はどうなんだろうね?もっと首を前に使いたかったのに騎手が手綱を抑えるような格好になってないのかな?

 急遽桜花賞のVTRを見直してみたら、やっぱり今日のハープスターとは違って直線で追っているときに手綱がたわんでるね。

このあたりどういう理由でオークスでは手綱を短く締めるような追い方をしたんだろうか?



追記
 ハープスターは落鉄寸前だったらしい。だからふらつき、そのふらつきを治すために手綱を締めざるを得なかったという事か。川田のやり方は間違ってないだろうね。



■プロ野球中村騒動について

 個人的な感想をかかせてもらう。

 2軍行きにさせられた原因はこれだとか、一昨年から火種はあったとか、中畑監督が懲罰的なものだと断言したとか完全には信じられん俺がいる。それでも各種記事に載ってることが真実だとして考えれば…

・6日の巨人戦の後にコーチに言ったとされる言葉だけでの一発2軍行きは考えにくい
・中村が主張しているとされる”俺の打席で走るな”は明らかに自己中心的
・中村がFBに心情を投稿したのはやってはいけなかった
・中畑監督と中村の間できちんとした話し合いがもたれていなかった

 中村が2軍行きを告げられた後にFBに投稿したとされる文章には、”コーチに相談した”とある。これが真実ならそれだけの理由で2軍に落とされるのはちょっと考えられない。コーチが監督に伝えた時になんらかの脚色をしてしまったか、あるいは前々から積もるものがあって監督が処分の機会を伺ってたか。おそらくニュースにならない時でも、中村はいろいろと主張をくりかえしてきたのではないかと思う。それに対し中畑監督が、またか、このまま言いたい放題言わせておけばチームの雰囲気も悪くなる一方でもう我慢の限界となった可能性。

 
 その中村が主張しているとされる”俺の打席で走るな”は明らかに自己中心的。監督から盗塁フリーを言い渡されている選手に対し、これを主張する事は監督に対する反抗と受け取られてもしかたない。走者もまたグラウンドに命をかけるプロであり、そのプロに対して主張をするなら、それなりの覚悟はあってしかるべき。2軍落ちでがっかりするのは判るけど、ネット上に愚痴を吐露してはいけなかった。まぁこの辺は建前だけかもしれないが、一応反省文をだしている中村。

 俺の打席で走るなってのは、その”俺”が言葉で言うのではなく、そういう雰囲気をもっている選手が雰囲気で主張するものだと思う。例えば王とか松井とかね。残念ながら今の中村にはそこまでの雰囲気はない。

 ん~でも今日見たある記事によるとGMと会談し、1軍に戻る道筋みたいなものは見えたようで少し安心している。中村は主張は無茶でも給料分は働く選手。自分の主張がどこまで通るかチャレンジし、もらった分だけは働く、ある意味プロらしいプロ選手だと思う。ただ、コーチに相談し、2軍行きの原因になった主張は無理があったという事かな。あと、その相談したコーチが無能だった。

 今回の一件に関してネット上の反応を見ると、7割ほどは中村批判なんだけど、少なくない数で球団が悪い、監督が悪い、中村にがんばって欲しいというコメントも見られる。

 今まで中村が主張してきた事に対し、チーム内でしっかりとミーティングしなかったんじゃないのか?それなのに中村を処分して事を収めようとしたのなら、中畑の無能さが浮き彫りになった事件と言える。中畑は中村のFB投稿があった後のインタビューで”心底話し合って~~”と語っている。心底話し合ったと思っていたのは中畑だけだった可能性あり。いくら話し合おうが心から納得しなきゃ意味がない。


1着 フェノーメノ
2着 ウインバリアシオン
4着 キズナ
着外 ゴールドシップ

 ゴールドシップは出遅れ。道中最後方、直線キレないこの馬はこの時点で終了確定。3コーナー坂の上りから仕掛けたけど遅すぎた。出遅れたにしたらまぁこんなもんじゃないかと。この馬が出遅れず前の方に居たら、他馬の動きも変わってきたはず。

 キズナ、距離適正の限界を感じた。道中後方2番手、ゴールドシップと同じくらいに3コーナーでしかけたように見えたが、直前に居たウインバリアシオンに阻まれたのか、思い切った仕掛けではなかったためすぐに前にはいってない。鞍上の武豊はあえて少し我慢して直線にかけたのかな。直線も延びてたけど、その後の際加速がなく、最後で前の馬と脚色が一緒になりちょっと届かなかった。

 3コーナー~坂の頂上で3強の微妙な駆け引きをみたね。

 ウインバリアシオンは、乗り代わりの乗り代わりで2着。力を出し切って惜しかったのか、どこかでミスをやってしまったのかはしらん。ただ、道中この馬の後ろに居たキズナとゴールドシップにとって、悪く言えば邪魔だった(よく言えばマークしてた)というのはあると思う。となると、この着順を演出した今年の天皇賞春の主役はウインバリアシオンである。

 勝ったフェノーメノは連覇。先々週の皐月賞でいい騎乗をした蛯名に何かを感じでこの馬の馬券を買った人も多かったろう。前哨戦では負けてて、3強の影にかくれた形で他のジョッキーのマークが薄かったか?直線向いた時点であっさりいい位置をキープしてた。



皐月賞’14

2014年4月20日 野球&競馬
■皐月賞’14

1着イスラボニータ
2着トゥザワールド
3着ウインフルブルーム
4着ワンアンドオンリー
+-------------------+
6着ワンアンドオンリー
11着トーセンスターダム

(公式サイト映像)http://web-cache.stream.ne.jp/web/jra/onetag/subwindow.html?movie=rtmp://fms-jra.stream.co.jp/jra-fms/_definst_/mp4:jra_seiseki/2014/0420/201403060811&ua=4&type=2&thum=



 地上波テレビ中継でも激しく連呼されてたんだが、勝ったイスラボニータの父は幻の三冠馬フジキセキ。そしてテレビ中継では言われていなかったのが、フジキセキ産駒の最後の世代であるという事。それが産駒初のクラシック制覇であり、イスラボニータの鞍上蛯名はそのフジキセキのデビュー戦の騎手。競馬もまた筋書きの無いすばらしいドラマである。

で、レース内容。

 スタートは好スタートのウインフルブルームが大外から先頭へ。1番人気のトゥザワールドがややかかり気味で3番手、ついで人気のトーセンスターダムが5番手くらい、中団あたりに勝ったイスラボニータ、最後尾にワンアンドオンリー。1000m通過は60秒とかだったかな。ふつう。

 仕掛けはまずワンアンドオンリーが残り800mあたりで仕掛けだしたんだけど、さすがにちょっと外外周りで厳しい感じだったかな、中団まであがったところで他の馬との相対的なスピード差があまりなかった。ただ、4コーナー大外をまわして直線で上位入線まで来てるんだから、前の記事に書いたとおり完成度は高いと思うね。

 トゥザワールドはずっと前の方にはいたけど、やや仕掛けどころを誤った気がする。この馬、首が使えないから直線最後のふんばりでのノビがあまり期待できないのは前2走みたとおり。他の馬のペースが上がってから仕掛けたのではいかにこの馬が抜群の加速力をもっていても直線勝負で負けてしまうね。

 そのやや仕掛け遅れたんじゃないか?と思われるトゥザワールドより少し先に仕掛けたのが、4コーナーで前にいたトゥザワールドに半馬身差ほどに並びかけていたイスラボニータ。直線残り300mでは先頭。直線向いてからトゥザワールドの鞍上川田が必死に追って、馬もそれに答えて加速して一時はイスラボニータを交わすか?ってくらいまではくるんだけど、加速あってもその後のノビが足らない。


トゥザワールドの加速力VSイスラボニータのノビ
 結果:イスラボニータ1+1/4差勝ち


 テレビ中継では”2頭の激しいたたきあい”という表現であったが、俺にはイスラボニータがトゥザワールドをあっさり離したという風に見えた。


 トゥザワールドは母親の性格を強く受け継いでいるのかな。かなりジリ脚っぽいな。ゴールドシップやオルフェーヴルほどの能力があればそれも克服してくれるんだろうけど、勝ったイスラボニータが全身をしっかり使って走っているのに比べたら対照的だった。このままでは能力を発揮せずに終わってしまう。


飛びやすくなったボール
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000117-mai-base

 選手もファンも確信に近いものを感じてた事が、本当であったと証明された。

さて、俺はこの記事のどこに腹を立てているか?
ま~たこっそり反発力のあるボールに変えられてました、ってのももちろん腹立たしいが、

 俺が腹を立てている部分は文末の『「再検査、再々検査の結果を見てから考える」(井原事務局長)』という部分。検査した結果、使われていたボールが「違反」なんだから即座に使用を中止し、低反発のボールを使用するべきじゃないのか?

 再検査、再々検査なんていらねーだろと。なにを検査する必要があるのか。時間が必要だとしても、時間は検査に使うのじゃなく、ボールを用意するために必要とされるべきだろう。

 製造元のミズノって一流企業だよね一応は。去年アレだけ騒がれて、ボールの品質管理に気を使っていないわけがない。

井原敦事務局長「驚いている。(ミズノは)品質管理を丁寧に速やかに対応してほしい」
ミズノ側「昨年と仕様に変更はない」

 どうも、去年こっそり変更指示して問題になった事をきっちり清算せずにやってた気がするね。


まさにこれ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140411-00000075-spnannex-base
結局NPBトップに責任取らせて体質は何にも変わりませんでしたって話でしょ。


んで笑えるのがこれ
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/140411/spo14041108460004-n1.html
意見を聞いてる選手のがほとんど野手というね、そりゃ野手からすれば今の飛ぶボールの方がいいから飛ばないボールに戻してもらいたくなくて、みんな去年と変わりないって答えるわなwその中で高津コーチの意見が投手を代表している。



■ないけども

今年また飛ぶボールになったんじゃないか?っていう話はおいておいて…

 最近の投手陣が崩壊し点を取られ放題の虎。正直、安藤とかもう数年前から使い物にならんだろ。榎田は初年度以降劣化するばかり。藤波は素人目ながら何一つ成長した部分が見られない。

 開幕でいきなり能見がいかれてしまって、その悪い流れを断ち切るべきキャッチャーが清水だったり藤井だったり…信頼が置けるほどでもない。たしか、DeNAから獲ってきたベテランキャッシャーいたじゃん?アレなにやってんの?一体何のためにとってきたの?今出番だろ。

 ほんと大黒柱になれるキャッチャーがいないと、投壊は止まらんと思う。逆に言えばしっかりしたキャッチャーがいたら、多少打ち込まれる試合があっても次の試合では抑えられることが多い。ドラフトで優先して獲るべきは投手じゃなくてキャッチャーだろうな~それもドラフト1位クラスの奴。で、キャッチャーをしっかり教育できて投手とのコネを上手くつくってやれるコーチを雇う。そして、獲ってきた新人は我慢して1年間1軍で使う。2軍じゃ駄目。

 その代わりといっては何だけど、野手陣は4番マートンが絶好調で(昨日は終盤のピンチで凡打したけど)、新外国人のゴメスの予想外の働きもあってそこそこ点を取ってるんだよね。開幕からここまでに関して言えば野手陣に敗戦の責任を問う事はできないと思う。

 まぁとりあえず和田と中村GMはそういうキャッチャーを育てられるコーチをつれて来れないことが判ったのでもう辞めろ。



■競馬クラシック戦線の牡馬2頭

 もう一ヶ月くらい前の弥生賞の1着馬トゥザワールドと、2着馬ワンアンドオンリーの話。

 まずトゥザワールド。もしかしたら大器かもしれないと思う。前走もそうだし、この弥生賞も直線この馬は首を使わずに走って勝っている。なんで勝ててるかというと直線入り口での加速力。この抜群の加速力だけはヴィクトワールピサを髣髴とさせる。だから仕掛けどころ~直線入り口で離してしまうので、直線半ば以降あまり伸びなくても勝ててると見てる。もし首上手くを使って全力を出し切るような走りができたら、それこそピサに勝るとも劣らないくらいの成績を残せると思う。

 2着馬ワンアンドオンリー。前走の重賞勝ちが決して騎手のおかげだけでなかったのが判った。弥生賞は仕掛けどころでちゃんと動き、最後まで脚をのばした。前走は最後まで内で我慢し直線で抜け出た。この馬はかなり完成されてる。見れるのは皐月賞までだと思う。とりあえずこの先のクラシック戦線がどうなるかというところで、弥生賞に出走したこの2頭の件だけは書き残しておきたかった。


2013年度JRA賞

が発表された…。

年度代表 ロードカナロア
最優秀二歳牡馬 アジアエクスプレス
最優秀二歳牝馬 レッドリヴェール
最優秀三歳牡馬 キズナ
最優秀三歳牝馬 メイショウマンボ
最優秀古牡馬 オルフェーヴル
最優秀古牝馬 ジェンティルドンナ
最優秀短距離馬 ロードカナロア
最優秀ダート馬 ベルシャザール
最優秀障害馬 アポロマーベリック


投票結果(JRA公式サイト)http://jra.jp/news/201401/010701a.html

 すんなりと納得できない所がみられる今回のJRA賞。最大の疑問点は、年度代表馬がカナロア(カナロア209票、オルフェ69票)で最優秀四歳以上牡馬がオルフェ(カナロア104票、オルフェ176票)というところ。年度代表馬が各カテゴリの選出馬から選ばれると規定されていれば多数のファンの疑問は無かったはず。

 タイトルをそのまま読み取ると、2013年を代表するような馬はロードカナロアであるが、一番優秀な四歳以上の牡馬はオルフェーヴルである。そんな感じ?まぁ最優秀四歳以上牡馬にオルフェーブルと投票した記者の中には、オルフェに対する人情票だとか、ギリやしがらみで入れた奴が多数居る事は間違い無い。その者の一部が2chの競馬板のスレに晒されてるね。

 はい、俺は全く納得できません。今年はロードカナロアの年であり、海外G1も圧勝して一番優秀な馬だと証明したのはロードカナロアだと思っている。外で勝つのは並大抵の事では出来ない。オルフェが有馬記念で8馬身だかで勝った事など消し飛ぶくらい去年の香港スプリントの圧勝は衝撃的である。


 最優秀三歳牡馬にキズナが選ばれ、最優秀ダートホースにベルシャザールが選ばれた事について。キズナはJRAの実績だけを考えればダービーだけの馬。JRA実績だけでいえば、勝利した菊花賞までクラシックロードを戦い続けたエピファネイアの方が上。それなのにキズナが世代代表として選ばれるのは欧州での実績も加味されたからに他ならない。いわば外部の実績が入ってる。

 しかしだ…、最優秀ダートホース争いで32票差の2位に敗れたホッコータルマエは地方でG1レースを4勝だっけか、外部でそれだけの実績があるのにJCダート1勝のペルシャザールに負けた。この2例から考えるに、JRA賞を受賞しようとするなら、JRAでのG1実績がある事が大前提で、それ以外に外部で実績があれば加味する…そんなところなんだろうか。

 じゃあ1999年はどうだったんだという話に…。誰もが納得する選出の方法は難しい。でも最低限、年度代表馬は各カテゴリで選ばれた馬からしか選出されないという基準を作って欲しい。それなら最優秀四歳以上牡馬もロードカナロアであった可能性が高いと思う。



有馬記念’13

2013年12月22日 野球&競馬
有馬記念’13

1着 オルフェーヴル
2着 ウインバリアシオン
3着 ゴールドシップ

 この有馬記念のオルフェーヴルはレース中に隙が無かった。というか多分、そうなるような、余計な邪魔するなよ的雰囲気は多少なりともあったと思う。1週目は中段に位置するゴールドシップのさらに後ろ。どちらかというと後方に近い位置からゆったりレースをすすめ、4コーナーの仕掛けから反応良く、直線を向いたらもう先頭に立つ。

 直線はオルフェーヴルが加速したというのもあったろうが、荒れた馬場で他の馬がスピードを殺される中、オルフェーヴル一頭だけ荒場馬を苦にせずスピードを維持してた印象。つまり他馬とは差が開く一方。

 これだけ荒(重い)場馬に強く、スタミナ、スピード、反応を持ち合わせた馬でも凱旋門賞は勝てなかったんだ。ロンシャン競馬場には欧州馬以外に対する魔物がすんでおる。


 2着ウインバリアシオン。4コーナーで加速し、直線入り口でゴールドシップの外から被せて同馬潰し、この時点で2着以内を確保。この馬、3歳時に安藤勝巳があの手この手で苦労しても結局ものにできなかった馬。この日の有馬記念での鞍上岩田も出来る限りはやったと思う。特にこのコーナーでゴールドシップを封じたあたりは、ウインバリアシオンの瞬発力と岩田の騎乗技術あってのものだと思う(&ゴールドシップの反応の悪さ)。でも、名手の好騎乗あっても結局オルフェーヴルとは大差だったね。

 3着ゴールドシップ。もしこのレースをゴールドシップが勝てば年度代表馬だって可能だった一戦。この秋一番の走りだったとは思うけど、やっぱりこの馬は乗り方が難しいんだろうなぁ。4コーナーで上がっていったのは判ったけど、直線入り口での反応が悪すぎて、外からウインバリアシオンに被せられ、この時点で1着2着は無くなった。



 今年、、、年度代表馬はどうなるんだろうな。昨年、一昨年の年度代表馬ジェンティルドンナとかオルフェーヴルは無い。それぞれG1レースを1勝しかしてないから、いくら印象が強くても選ばれにくいと思う。エアグルーヴの例はあるが、あの馬は勝った天皇賞(秋)以外にJCや有馬でも好走し、秋競馬の主役であったという印象がある。

 最有力候補は短距離路線からタイキシャトル以来の選出となりそうなロードカナロア。高松宮記念、安田記念、スプリンターズSのG1レース3勝。今後、香港スプリントで勝てばまず間違い無いと思う。他にG1レースを2勝以上しているのがオークス、秋華賞、女王杯勝ちのメイショウマンボ。ただ勝ったのが牝馬限定ばかりじゃ選ばれる事は無い。

 しかしまぁオルフェーヴルも海外でG2を1勝、凱旋門賞2着があるので…こちらを推す人も多そうだ。


JC’13

2013年11月24日 野球&競馬
■JC’13

 ジェンティルドンナについてはいう事ないだろう。ハイペースを唯一前残りしたという理由で天皇賞秋終了時点で間違いなくJC本命だったし。デニムアンドルビーとかトーセンジョーダンとかもう終わった感があった馬が突っ込んでこられる展開。ジェンティルドンナなら写真判定にならず、もうちょっと離してもいい気がするね。去年に比べたら若干衰えたか。

 ゴールドシップは東京みたいな直線勝負になると分が悪そうだ。というか春見てれば判るけど、非常に仕掛けどころが難しい馬。逃げて(先に動いて続かず)、差して(後から動いて)届かずみたいな…はい、往年のステイゴールドさんです。

 有馬記念に両雄が出てくるなら、俺はゴールドシップ推し。ここは、オルフェーヴルも来るんだっけか…もしジェンティルドンナが有馬記念まで来るなら3強?の対決はコレが最初で最後だな。


 それにしても外国馬の質の低下は前から言われてるけど、日本馬にしても重賞勝ってない馬がでてた。路線整備の影響だな。



日本プロ野球、今シーズンの印象

 日本プロ野球、今シーズンの印象3つ。

1.楽天(主に田中)
2.チームの顔が続々引退
3.和田監督とは一体…


1.楽天(主に田中)
 俺はさぁ、本当に最初だけだけど優勝決定~日本シリーズ優勝までの田中の使い方にものすごく疑問だった。特に抑えで出てくる場面。先発投手しかも完投型の田中がなぜ抑えにでてこなけりゃならないんだ?チーム内で不満を漏らす(主に中継ぎ/抑え)はいないのか?と思った。でも、ま~今年は田中がいなけりゃ優勝も無いといえるくらいのチームだし、最初から最後まで田中で締めるのもありか…とシコリはあるものの無理やり納得してた。

 だけど、それは楽天のチーム事情を知らないものの考えだったらしい。楽天はクローザーが途中離脱、中継ぎ投手も薄い、、、となると最もプレッシャーのかかる重要な場面を任せるのは田中しかいないじゃないか。そう、田中は功労者的な事で抑えに選ばれてるのではなく、チーム事情と実力で選ばれてるんだ。今度は本当に納得した。短期決戦でなんども苦渋をなめさせられてる星野監督だから田中を選んでいるのも理解できる。


2.チームの顔が続々引退
 ヤクルトでは宮本が引退した。広島は前田が引退した。中日は選手兼任とは言えもう事実上の引退に近い谷繁。そして我がタイガースは暗黒時代終盤の4番打者桧山が引退した。みんなチームの顔と言って差し支えないくらいの選手。谷繁以外はチームの生え抜きであり、4人ともファンの多い選手だった。

 俺が甲子園の試合を今シーズン見てきて一番盛り上がったと感じたのはいつだと思う?ヤクルトに行った藤本が甲子園最後の打席に立ったシーンだよ。この状況、最後の打席に盛り上がるのは嬉しいけど、それ以外に盛り上がる事のなかったシーズンが悲しいよ。


3.和田監督とは一体…
 この日記でも半ギレ状態で書いた。例のマートンが神宮球場で捕手(もう名前忘れたw)とぶつかって退場になったシーン。あれで一気に俺の中にくすぶっていた和田監督への疑問が表面化した。

 試合が止まってからマートンは明らかに暴力を働いていない。相手捕手の突進をいなしながら両腕を広げ、後ろに下がっているだけ。なぜ、それで退場になった事にたったの一言も抗議をしなかったんだ??なぜ、試合が終わってからも、阪神球団も含め、和田監督らはマートンの退場について疑問を呈さなかったのか??

 選手の気持ちを全く考えていないように思える。阪神を退団したコンラッドが阪神は外国人に冷たいという事を触れ回っているという記事もあった。これは冗談半分であるにせよ、そういう見方をされても仕方ない。

 別件、ルーキー藤浪をCS第一戦に登板させ連敗、エース能見は使わずじまい。挙句の果てにコメントが”能見が余っちゃった(というような類)”。(゚Д゚)ハァ? 能見がエースらしい仕事をしてたかどうかは別にして、一年間柱として最も中心でやってきた投手を使わずに終わるとか誰一人納得しない。日本シリーズみたいに最低でも4戦あって、それで外国人投手も含めてやりくりするなら判る。最低でも1試合は登板するんだから。

 和田監督の中でどういう計算があったかは知らないけど、ファンが納得しない。CS初戦がマエケンVS能見だったら天王山っぽく盛り上がるでしょ?藤波は高卒一年目にしては十分やったけど、まだマエケンVS藤浪じゃ藤浪がどこまで通用するのか?という程度にしかならない。そんな試合じゃねーだろ!!!

 今年一年間やってきたのは何だったのか…。一応、2位なんだよ。でも雰囲気はBクラスでしょ。和田監督を辞めさせたからといって次くるのが同じ穴のムジナじゃ話にならんので、球団トップ~フロントを一新しないと今年の雰囲気は来年も変わらん気がする。変化をみせようとしている中日がうらやましい。


…と最後は愚痴っぽくなりましたが、俺の今年のプロ野球の印象でした。複数年契約ってやっぱりダメだと思う。

。 
天皇賞(秋)’13

(結果:JRA公式サイト)
http://jra.jp/datafile/seiseki/g1/akiten/result/akiten2013.html

1着 ジャスタウェイ
2着 ジェンティルドンナ
3着 エイシンフラッシュ
4着 アンコイルド
5着 コディーノ
6着 ナカヤマナイト
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10着 トウケイヘイロー


 毎日王冠組み1着、3着で間の2着には宝塚記念以来のジェンティルドンナ。俺はこのレースに1つのドラマと、1つの強さを感じた。

判るか?

 勝ったジャスタウェイ鞍上の福永は、今年の日本ダービーで直線半ば抜け出して勝てる!と思ったところにキズナに差されて2着という悔しい思いをしている。優勝した武豊が福永に対し”ドヤ福永、ダービーはこうやって勝つんや”、といったかどうかは判らんが、そういう負け方をしてしまった福永。この悔しさが俺は秋のG1連勝に繋がっていると思う。実際は全く関係無いかもしれないがその辺は妄想して、競馬は点じゃなく線、流れで楽しむもんだ。

 このレースで最も強い競馬をしたのはジェンティルドンナ。道中ずっとトウケイヘイローを追いかける形の2番手を追走し、直線入って100mくらいで先頭に立ち、ジャスタウェイに交わされたものの2着は死守。この粘りは鞍上岩田の豪腕あってのものだったかもしれないが、上位入着でハイペースの道中を先行してたのはジェンティルドンナだけ。この馬、JCに出てきたら間違いなく馬券対象にして良い。決して衰えたから勝てなかったのではない。

 10着に惨敗したトウケイヘイロー。なぜこの馬が2番人気だったのか?再び上がり気味の武豊人気+2000m実績かな。完全な人気薄じゃないと天皇賞(秋)を逃げ切るなんて無理だ。特に今日は好スタート+若干ひっかかったジェンティルドンナがトウケイヘイローを追う形になってしまった。1番人気、2番人気が前2頭なわけだ。差し勢にとってはこれ以上無いほど競馬がしやすかったんじゃなかろうか。ちょうどフジテレビの競馬中継の解説に岡部がいたので、トウカイテイオーが惨敗したレースを思い出した。だが、あの時のテイオーと違ってジェンティルは惨敗しなかった。この辺りからもこの馬の強さを感じる。



■今年和田監督の下でタイガースファンをやってきたからわかるけど

 楽天最悪のシナリオ

 田中を2戦目に温存→次の登板は6戦目が有力

 1戦目を敗戦、2戦目を田中で勝つ

 3戦目、4戦目、5戦目を敗戦し

 田中温存のままシリーズ終了


 あれ?どっかにCSでエース?を温存したまま連敗して終わったチームありましたよね?
 和田監督だけじゃなく中村GMや球団トップも辞めないと暗黒時代へ加速する。中日が全く逆でいい方向に向おうとしてるのがうらやましい。

 楽天まで策士策におぼれるっていうような事がないように。



2014年度レース体系

 JRAの重賞施行が少し変わるらしい。
(参考JRA公式サイト:http://jra.jp/news/201310/102101.html

・年末のラジオNIKKEI(G3阪神2000m)>ホープフルS(G3中山2000m)
 ”2歳馬競走の開始時期の早期化および競走距離の多様化により、近年、特に中距離競走における競走内容の充実が著しいことから、現状のマイルGI競走に加え、2歳中距離路線の頂点となる競走を皐月賞(GI)と同じ舞台となる中山競馬場で編成することとし”

 ホープフルSは、今はオープンレースであり、すでにG3化が確定。G2化が申請中で、将来的にG1としたいらしい。時期は有馬記念と同日開催。つまりあの荒馬場でレースが行われるわけだ。さて、これまでのラジオNIKKEI杯2歳ステークスのように好メンバーが集まるかな。


・朝日杯FS(G1中山1600m)>朝日杯FS(G1阪神1600m)
 ”競走内容のより一層の充実を図る観点”

 これは単にG1レースが阪神開催になるという事か。ただ、中山に2歳2000mG1を作るから既存の朝日杯を阪神へというのなら、レースの左遷と取れなくもない。2歳に牡馬の出れる中央のG1レースを2つも作ってしまって、どの馬が№1なのか?どのレースを勝てば№1なのか不明確である。


・ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(京都2000m)
・いちょうステークス(新設重賞 東京1600m)
 ”競走体系のさらなる充実およびローテーションを整備する観点”


・ジャパンカップダート(G1阪神1800m)>チャンピオンズカップ(G1中京1800m)
 ”(日本調教馬を中心としたダート最高峰競走としての位置付けを明確にする観点、国際招待競走から外す”

 距離は1800mのまま。なぜ中央に2000mのダートG1レースを作らないのか。ブリーダーズカップクラシックもドバイワールドカップも2000m。ダートは世界的に2000mが主流なんだよ。地方競馬の帝王賞や東京大賞典は2000mであるし、JBCクラシックも基本2000mである。だから日本の中央でも無理やりにでも2000mのダートG1を作るべきである。

 そしてなぜ中京に移動させるのかその必要性について少し疑問だったり。現在あるもうひとつの中央のダートG1が左回りの東京開催であるのに、右回りだった阪神開催のジャパンカップダートを廃して左回りの中京開催のチャンピオンズカップにする。このあたり、開催地の変更については説明がないね。



 距離体系を整備したらファンから見てなにか面白い点ってあるんだろうか?俺なんかまったくもってつまらない方向に向っていると思う。それぞれの強い?馬がそれぞれの路線に向ってしまって対決する事がなくなるじゃん? 強い…というより得意の路線だけを走って勝ってる馬を見てても面白くもなんともない。

 得意な距離が違うけどあの馬とこの馬が競ったらどんな結果になるだろうとか、もしかしたらこの馬はこの距離でも王者になれるんじゃなかろうかとか、そういう夢がない。路線が整備されればされるほど、同じ馬同士が走るレースが増え、馬券的な興味も失せてくる気がする。かつてあったアラブ競争みたいな…。

 そりゃある程度長い距離や短い距離の路線があってもいいとは思うが、最終的なチャンピオン決定戦は明確に1つにするべきである。



オルフェーブル2着、キズナは4着

映像はYOUTUBEで検索したらいっぱい出てきます。

 正確には知らんけど、オルフェーブルは勝ち馬に4馬身くらい差を付けられてたな。去年の逆みたいな展開。今年はぐっと我慢…というか仕掛けどころで出られなかったのがあった。それでも直線に向いてから遅いながらも、一応馬群から抜け出せたのは馬の力があるからだと思う。今年は勝ち馬と競り合う事も出来なかった。正直、バテてもいいからはや仕掛けからの捲りの競馬で勝負して欲しかった。

 去年ソレミア、今年トレヴ、JCでジェンティルと肝心かなめのレースで全て牝馬に負けているオルフェーヴル。まさか気性的な問題じゃあるまいな。名種牡馬になったりしてな~顔がノーザンテーストに似てるし。

 スピードが上がってから仕掛けても差は縮まらないね。むしろ、前行く馬と後ろから行く馬のスピードが同じくらいになるまでは開いていく一方。あとはスタミナ勝負。

 一方キズナは勝ち馬と同じように仕掛けたものの、直線力足りずだった。この辺は予想通り。俺はキズナが勝てるとは全く思っていなかった。武豊の騎乗についてはそれなりに上手くやったと思う。実力馬のオルフェーヴルを上手く閉じ込めて仕掛けどころで仕掛ける事ができた。ただ、ほんの少し前に仕掛けたトレヴが、さらに強かっただけ。

 という事で今年の凱旋門賞も日本馬は勝てませんでした。




他人に迷惑をかけるな

 最近、自業自得だなという事件のニュースを何件が目にした。それらのニュースで、被害者が加害者として扱われかねないのが非常に残念であるし、かわいそうだ。

 1例を挙げると”ある女性がその時襲ってきた男の刃物を奪って刺したら男が死んだ”という事件。俺の感情的には襲ってきた奴をぶっ殺そうがどうしようが自由だろって思うんだが、世間的にというか法律的に正当防衛がウンヌン…と難しいらしい。
 はっきりいって何か起きてからじゃ遅いんだよ。

 もう1例は某芸能人とマネジャーが高速道路で外に出て撥ねられて死んだという奴。外に出たのはその前に自損事故を起こしたからという理由があったらしいが、まずもって追い越し車線で外に出るとか信じ難い。前後左右の確認もせずか??自殺志願者となんら変わらない。

(ちなみに俺は去年高速道路で車のタイヤがバーストし急停車しなければならない状況になっているが、車を止めてから連絡した警察を待ち、警察の指示でガードレールの外まで移動。そしてJAFを待つ。これが普通じゃね?)

 急に外へ飛び出してきた人を時速80kも100kmも出してる車のドライバーが避けられるわけがない。急にハンドルを切ればそれこそ隣の車線の車を巻き込んだ大事故になりかねない。この死亡事故に関して誰に否があるかなんて明らか…それでもこの後ろから撥ねたドライバーが罪に問われかねないのが本当に気の毒である。


 これは思いがけず人を殺してしまった両者に共通するんだが、法律的に罪にならなくても人を殺したという事がコレから先の人生で大きな心の負担になってくる。この責任は一体だれが取るんだ?



■続・凱旋門賞’13

 オルフェーヴルは有馬記念で引退らしい。ジャパンカップも走って欲しいところだから残念である。ジェンティル、ゴールド、オルフェ、キズナ…なかなか”対決”って無いよね。

 決して負けたから言うわけじゃない(この辺は春競馬の時期に日記に書いた)、オルフェーヴルやキズナは凱旋門賞にいって欲しくなかった。やっぱり今年は日本でこれらの馬の対決が見たかった。どの馬も中距離~2500mは十分こなせるでしょ。だからこそこの各世代を代表する4頭の馬が同時に走るシーンを1ファンとして秋の中長距離路線で見たかったよ。



今の阪神、戦う集団にあらず
 
 今日、マートンと相川に制裁金15万円の処分が決まった。マートンについては今シーズン2回目の退場処分であったために1日の出場停止も追加された。処分については妥当なところだと思う。マートンだけ1日の出場停止になっているが、それは2回目であるというところからなので、今回の一件だけで追加されたわけではない。

しかしだ…

 まだ昨日マートンが退場になった事に納得がいかない俺がいるね。映像ではどうみてもマートンは応戦していない。それに対し相川は明らかな暴力行為が認められる。この状況で『マートンが応戦したから退場にした』という責任審判のコメント。これに全く納得がいかない。


 そしてこのことを全然抗議せず受け入れた和田監督、試合後に抗議文を出さない阪神球団。行動を起こすべき時に起こせてない。戦う集団としての”意気”が全く感じられんのだよ、今の阪神には。とにかくかみつけ、にらみつけろ、そういう抜き身の怖さが全然足りない

 今日の試合の先発榎田もそういう精神的な面がさっぱりだった。昨日、マートンが相川に連座させられるような理不尽な形で退場処分になったんだから、その相川は何があろうとも100%抑えなければならない。なのに初回から長打打たれるとかもうね…タイガースファンとしてがっかりだったよ。バレンティンに先制ホームランくらった時の何倍もがっくりきた

 暗黒時代にあった村山実の追悼試合、そこで負け。その試合の解説をしていた吉田義男が試合後に『今日の試合は何があろうとも勝たなければならなかった』ってコメント(うろおぼえ)をしてたのを思い出す。何があろうとも勝たなきゃならん、何があろうとも抑えなきゃならん、これは精神論なんだけど、少なくともその姿は見せるべきだと思う。力んで上手くいかなくてもその姿が見れればある程度納得できるんだ。ファンってそういうもんじゃね?


 巨人に全く及ばない理由がなんとなく判ってきた気がする。こういったものが一番足りないのは監督。やっぱ監督は親分肌じゃないとダメだと思う。和田は一応理想のチーム像は持っているようだけど、それを実現させる腕は無さそう。


■2013年阪神×ヤクルト

 6回表の出来事。ランナーはマートンが2塁、バッターの福留がセンター前ヒットを撃って、マートンが本塁に突入。しかしタッチアウト。その時、マートンは捕手の相川に激突。これに怒った相川がマートンを突き飛ばす暴力行為。両軍ベンチから選手、監督が飛び出す始末。結果、マートンと相川が暴力行為で退場。


(゚Д゚)ハァ?

 相川が外野からの返球を受け取った時のポジションが悪すぎる。完全に3塁と本塁のライン上、本塁手前1m、右打者バッターボックスの前あたり。ベースは完全に覆われている。マートンは全力疾走しているので急にとまれるわけはなく、無理に避けようとすればケガをする、そのまま激突するしか他に選択肢がない。

 タイミング的に完全にアウトとかそういうのは結果論。それに完全になんていいきれるのもおかしい。タックルする前に捕手が捕球ミスするかもしれない。


 この試合の責任審判の笠原三塁塁審のコメント

「スライディングはルール上、問題はない。マートン選手が応戦したので退場にした」

参考
http://www.youtube.com/watch?v=KWPDLlfNwac
http://www.youtube.com/watch?v=bSQgxn5Ux54

 マートンは相川に突き飛ばされた後両腕を広げて後ろに下がっている。どこが応戦してるのか判らない。サンテレビ中継の解説だった広沢がマートンのタックルを批判しているが、じゃあマートンはあの状況でどうするんだって話。無理にブレーキかけようとしたらそれこそマートンのほうが足に怪我を負う。

 それに対して相川は明らかにプレーが切れた後の暴力。これに関しては擁護のしようがない。なのに両者退場とは、とりあえず両成敗で均衡を保ったというか、事なかれ主義というか、つまらん審判だ。こういう審判としてのプライドのない判定がプロ野球を駄目にする。

この一件の問題点
・マートンが三塁を回った事(ベースコーチの判断ミスか?)
・相川がライン上のホームベースかなり前に”捕球前”からいた事
(あれではランナーが走るところがない)
・プレー後の相川の暴力
・両成敗にしてしまった審判
・その事に突っ込まない和田監督


 あれだ、漫画のカイジの黒服の一言
『戦場で後ろから撃たれて騒ぐ奴がいるか?』的なところ。戦場という意識が希薄になったプロ野球は見たくないんで、選手はもっと気をひきしめてほしい。



■追記

 昨日の試合というか藤浪のピッチングに関してだけど、かなり良かったと思う。低めのストレートがキャッチャーミットにビシッと決まる感じ。藤浪の悪い時は素人目にも力んだところが見えてストレートが高めに浮くんだ。昨日の試合では低めにストレートが決まってストライクが取れてたからこそ、その直後の落ちる変化球が生きてくるんだ。

 今まで控えめにコメントしていた藤浪が『容は悪くなかったですし、それなりの投球はできた』と試合後にコメントしている事からも判る。調子が非常に良く見えたのに勝てなかったのは残念。楽天の田中が連勝を続けているのは本人のピッチングもさることながら、楽天打線が点を取っている事もかなり大きい。それに対してタイガース打線は…。

 福留は怪我さえなければそれなりの成績は必ず残す選手だと思っているし、タイガースの補強ポイントに合致してると思う。タイガースは投手中心の守りのチームを目指していたはずだから、守備力があり主軸を打てる打力もある福留の獲得は間違いじゃない。怪我さえなければ…。それは西岡にも言えるな。コンラッドだけはダメだ、あれは明らかにミス。




トウカイテイオー

 はい、僕の競馬への”入り”はトウカイテイオーからです。中学生の時に見た天皇賞春でのメジロマックイーンとの対決が、記憶にはっきり残っている中では一番古いレースです。そして当時発売されたファミコンゲーム”ダービースタリオン全国版”とともに競馬にのめりこんでいく俺。

 その対決で敗れた後、骨折しちゃったけど天皇賞秋で復帰。その復帰緒戦でダイタクヘリオスとメジロパーマーのペースに付き合ってしまい惨敗。翌週に三冠がかかってたミホノブルボンが菊花賞で敗れて現実は上手くいかないものだな~と思ってたのを覚えている。


Q.トウカイテイオーが生涯で走ったレースの中で何が一番印象に残っているか?

 にわか勢は有馬記念と答えるんだろうね。1年ぶりのレースで勝ってくれるのは嬉しかったが、後から振り返るとテイオーにとってあの有馬記念はおまけみたいなもんだったんじゃないかな。ブラッドスポーツと呼ばれる競馬の中でもトウカイテイオーって馬はより血の宿命を強くもってる馬だと思う。父がアレだからね…。

 それもあってその道30年以上のベテランさんは多分日本ダービーと答える人が多いと思う。俺はそれのレースを見てないんだが、日本ダービーでのテイオーの馬体の仕上がりと風格は別格だったとか。のちに古馬になってからG1レースを2勝するが、その時でもこのダービーの時の雰囲気には及ばないという話をよく聞く。父に続いての無敗の2冠。

 俺はそのどちらのレースでもなくジャパンカップなんだ。久しく(というか父ルドルフ以来)日本の馬が勝ててなかったジャパンカップで、勝利してくれた息子のテイオー。この間ビデオにとったテープを見たらそんなに併走してたわけじゃないんだけど、直線ナチュラリズムと競り合ったシーンが俺の中ではベストオブ叩き合い。

 そしてウイニングランから引き上げてくる時のシーンがもう最高なんだ。テイオーコールか岡部コールか忘れたwけど晩秋の東京競馬場で、16万人の大歓声をバックに秋一色に彩られたターフを第一コーナーから引き上げてくるトウカイテイオー。映画でもこんなシーン作れない。芝が茶色いというのも今となっては印象的だ。動画サイトでみれたら一度はみてほしい、このトウカイテイオーが勝ったジャパンカップのウイニングランのシーンを。最高です、本当に。

 心を震わされるシーンってそうあるものじゃない。昨今は軽々しく”神~~”なんて言葉が使われてるが、そんな適当なもんじゃない。本物なんだよ。俺が今記憶に残っている中で2つある心を震わされるシーンのうちの1つがこのテイオーのジャパンカップ(のウイニングランの最後の方)である。


 俺が好きだった競走馬と言えば、まずナリタブライアンにタイキブリザード、クロフネあたり最初にでてくるんだけど、一番印象に残ってるのは間違いなくトウカイテイオーだな~と。チープな表現かもしれないがゲームで言うとテイオーはドラクエ3的ポジション。


大前提が崩れてしまった

2020年東京五輪招致

 『不確実な時代に、確実な五輪』というJOC会長のメッセージ

 開催地直前になってこれが福島原発から漏れた汚染水のためにもろくも崩れ去った印象を受ける。予想以上に海外の反応は厳しいみたいだ。招致活動をしてた人はそのあたり判っていたんだろうけど、、、。汚染水が漏れた事実より、その事実が外部に漏れた事の方が大事だね。せめてお得意の隠蔽体質で五輪決定までは隠し通してほしかった。

 日本のニュースで東京とマドリードが接戦という言葉を目にするにつけ、今回も駄目かなと思ってしまう。海外でこういわれているなら逆に期待してしまうんだが、本来うけがいいように有利に書くはずの日本でこう言われるとつらいところ。それも東京が僅かにリードとか、東京がリードだけど僅差というならまだしも、接戦という言葉。この言葉の裏にはマドリードが僅差であるが有利なので話題性を維持するためにそれを隠したいという意図が見え隠れする。

 大前提を失った東京が逆転するためのアピールポイントが残されているのだろうかな。今さりげなく”逆転”という言葉を使ったが、たぶんそういう状況。固められた票は東京もマドリードも同じでも浮動票ってところが雰囲気的にマドリードに流れそうだ。

 うーん、予想が外れてほしい(東京に決まってほしい)。

 それにしてもマドリード(スペイン)て、ちょっと前に同国のバルセロナでやったばかりじゃないか。それに前回は同じ欧州のロンドンだったし。こういう立候補が許されているのをみるとIOCが欧州至上主義なのを感じてしまう。このあたりをおそらく最初の投票で消えるであろうイスタンブールに投票する委員に訴えてなんとか次の投票で票を引き込めれば東京にもまだ可能性が、、、と考えて日本の招致活動をしてる人はやってるのかな。


三國志11やってる

 特にやる気が起きないDOLは適当に放置して、三國志11やってる俺です。12じゃなくて11ね。12はPKを買わなかった。本作を持っていてPKを買わなかったのは、三國志12が始めてである。

 パワーアップキットが始めて発売された4(PC98版5インチフロッピーディスク)を買って遊んで、それからしばらく三國志から離れて、戻ってきた8からまたPKまでセットで買い続けてきたがこの12でそれが途切れる。公式サイトの機能紹介をみてみたが、どうも手が伸びるようなものを感じなかった。ま、それだけ、決して12がクソゲーだからというのではない…はず。

 非公式でグラフィックを含めた各種データが弄れるツールがフリーダウンロードで手に入るけど、それぐらいの多機能エディターでも付いてて、なおかつフリーソフトでは難しい種のエディット機能も充実してる。そのようなエディターが入ってるなら考えても良かった。

 というかね、俺はもう新作はいらないから、11と8のパワーアップキット2号を発売して欲しいわけですよ。どちらもCOM思考ルーチンの改善が重要。特に戦争面ね。あとはファンクラブコンテンツのエディターを機能拡張した上に盛り込む感じ。それが達成されるなら、この2つの作品は俺の中での名作に数えられる事になりそうである。

 やっぱり追加でお金を払っても遊びこみたい作品ってそれぞれあると思う。納得してお金を払う状況。買ったゲームが思ったのと違っててクソゲーだったとか、重ねて課金を強いてくるシステムのゲームとか、そんなので遊ぶのは本当にゲーム会社に金を上納してるだけの奴隷だよ。



パズドラとか

 最近、気になる言葉を聴いた、”パズドラ勢が艦これに流れてる”っていう話。

 まさか『艦これ』ごときに撃沈されることは無いと思うけど…。
 free to winのゲームはゲームそのものに対する課金が少ない分、飽きられたら惰性で続けてもらえる率も低い。

 ブラウザゲーム、ソーシャルゲーム、モバイルゲーム…このあたりの課金モデルの変化が少し感じられる昨今、その先駆けとなった『パズドラ』。しかしながら新しいモデルの最初という事は、別の角度から見ると一番古いと言える。

 ユーザーがどのゲームへの課金を選択するかちょっと見ものだな。



■こんなもんもあるらしー
http://www.koeitecmo.co.jp/php/pdf/news_20130822.pdf


いつの間にかゲーム差が8になってた

そして巨人に優勝マジック36が点灯してた。

 ありきたりな言葉で言うと、”しってた”状態。毎年終盤に五分以上の成績を残す巨人、毎年なぜか終盤に失速する阪神。これだけ毎年同じような状況になると結果論だけではかたづけられない”何か”があるに違いない。

 6月~7月上旬に逆転現象で2位阪神が首位巨人に迫った。俺はこの時点で今年のセリーグは間違いなく巨人優勝だなと思った。低迷期や好調期はそう長く続くもんじゃない。春先から走ってきた巨人が負け続け、逆に追い上げてた時の阪神は投打が異常なほどかみ合ってたと感じた。じゃあオールスター明けはどうなるんだ?という事になるとおのずと結論が出てくる。

 俺は、巨人優勝が間違い無いだけじゃなく、最終的に今の8ゲーム差が縮まって日程を終了する事はないと断言する。



…まぁ当たれば自分の予測が正しかったという事で嬉しいし、はずれてもタイガースが勝っているという事なので気分悪くは無い。




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